3DS版シアトリズム ファイナルファンタジーとは若干異なる
THEATRHYTHM FINAL FANTASY カテゴリ: ゲーム
価格: 無料
3DS版では予想を超える売上で、あちこちのお店で品切れを起こしたシアトリズム ファイナルファンタジーがiOSに帰ってきました!
無料体験版と言った感じで、たった2曲しか遊べないのは凄く残念ですが、FFが好きな人ならなんだかんだ言ってハマってしまう本作。
特にFFで青春時代を過ごしたオッサン、
FFは25th ANNIVERSARY
そらFFが青春時代やったらもういいオッサン、オバハンになってるって話ですな。
無料で遊べるのは珠玉の2曲
無料で遊べる2曲の選曲がニクイ!、憎すぎる!!
タシロ&神曲!
くーッ! さすがスクエニ、汚い! やることが汚い!!(褒め言葉w)
「ザナルカンドにて」は、この曲でFFXが俺の中で名作になったと言うくらいの名曲。しかし3DS版のシアトリズム ファイナルファンタジーではオープニング曲扱いでFMSではなかったハズ!
これがiOS版ではFMSになっている点でもう神采配なのであります!!
まあぶっちゃけ、ゲームで操作が忙しいくらいなら、作業用BGMとして聞いてる方が幸せなんだけどw
簡単なおさらいから
まず3DS版のシアトリズム ファイナルファンタジーの簡単なおさらいからしてみましょう。ファイナルファンタジーのBGMに合わせて、タッチペンで「タッチ」「フリック」「長押し」をしていくだけの簡単なリズムゲームです。音ゲー程の難しさはなく、どちらかと言うと曲を楽しむゲーム。
ただし、RPGの要素があって、FF歴代のキャラから4人パーティを組み、ステージをクリアする毎にEXPが入ってレベルが上がっていきます。ただどちらかと言うとこのレベルアップはオマケ要素で、基本はタッチによるリズムゲームがメインです。
※キャラはFF1〜FF13まで13作品から1人づつプレイアブルになっています。この13人から4人を選んで編成します。
FMS、EMS、BMS
このシアトリズム ファイナルファンタジーは少しリズムゲームとしては変わっていて、趣旨の異なるステージが3つあります。FMS:フィールドステージのことで、キャラが右から左へ移動していきます。
EMS:イベントステージのことで、各シリーズで印象的なイベントシーンを走馬灯のように振り返りながらプレイします。
BMS:バトルステージのことで、ボス戦のBGMに乗って各ボスと戦うステージです。
つまり、3DS版では、フィールドを移動して(FMS)、イベントシーンを回想し(EMS)、ボスバトルに突入(BMS)という流れ(シリーズによって順番は変わる)で各シリーズ(FF1〜FF13)をプレイしていくわけですね。
FMSとは
このように、右から左へキャラが自動で進んでいくので、それに合わせて出てくる譜面に操作を合わせるだけ。
主に、押しっぱなしで軌跡の途中ポイントの位置合わせ(縦方向)をすることがメイン操作になります。
途中、チョコボに乗るなどの演出があります。
EMSとは
各シリーズの印象的なイベントシーンを再現し、この1画面の中で譜面に沿った操作をしていきます。
これを見ているだけで、昔プレイした各シリーズの印象的なシーンを走馬灯のように振り返ることができます。初見なら感動するモード。
BMSとは
各シリーズのボス戦をボスBGMに乗せてプレイします。4人パーティで譜面が左から右へ流れてきますが、タップやフリックはどの位置でも構いません。つまり、一番上のキャラでも一番下のキャラでも、どこをタップしてもOKなので、実は4人パーティということは意識する必要がありません。
途中、召喚獣の召喚シーン等のイベントが入ります。
何故、iOS版ではEMSを省いたのかッ!
iOS版シアトリズム ファイナルファンタジーで唯一ながら最大の欠点が、EMSを省いたこと。マジでどんな判断だ!状態だったりするわけです。
勝手に穿った見方をすれば、任天堂がiOSへの移植を許可する際に差別化を要求し、スクエニ側がEMSを削ることで納得させた?とか勝手な想像をするくらいに不可解。
そう、上記スクリーンショットのEMSは3DS版なのです。
FFの思い出を振り返るという部分では必須のEMSがiOSではなくなってしまいました…TT
iOS版はFMSとBMSを単独でプレイする仕様に
上記のように、EMSが排除されたことで、FMS,EMS,BMSを1セットでクリアするシナリオモード自体がなくなりました。よってiOS版では、そもそもFMSとBMSが最初から個別でプレイできるように変更されています。その分、FMSとBMSをセットにしてプレイする「クエストメドレー」というモードが追加されました。
FMSとBMSをセットにしてプレイするモードです。
ただこれは仕様の性質上、追加曲を買わないとほとんど意味ないですねw
最初の2曲を延々と繰り返すだけなのでw
iOS版で追加されたエディットモード
EMSが排除された代わりに、iOS版では譜面エディットモードが実装されました。しかも作成した譜面をアップロードできるようになっており、これによって同じ曲でもかなりいろいろな遊び方ができるようになりました。エディットモードは非常によく出来ていて、ピンチインアウトで拡大縮小が用意ですし、慣れれば簡単に譜面を作れるようになっています。
追加曲は豊富!
まず数字だけ書いてみましょう。
■4曲追加パック:¥450 x 13シリーズ=¥5,850
■1曲追加曲 :¥170 x 59曲=¥10,030
■追加キャラ :¥250 x 25キャラ=¥6,250
全部買うと¥16,280と、卒倒しそうな価格になっていますw
高いか安いかは人それぞれ考えがあるでしょうが、私は少々高いと思っています。
・シアトリズム ファイナルファンタジー自体は発売から10ヶ月以上経っており、ベスト版でもおかしくない時期にある
・EMSが削除されている
・追加キャラの多くは3DS版では実装済であったキャラ
この辺を考えると少々ぼったくりかと思います。
相場的にも、キャラと曲はセット販売で¥450、個別曲は¥85で良かったと思います。
しかしRetinaの威力は捨てがたい
グラフィック面はさすがのRetina対応で綺麗です。ぶっちゃけ、3DS版よりも全然綺麗に見えます。まずiOS版の利点はグラフィックでしょう。
さらにこれは個人の好き嫌いかも知れませんが、私はペン操作よりも指でタッチの方がやりやすいです。なので、iOS版の方がやってて楽しい。
この2点でiOS版のメリットは大きいなと思っています。
3DSでタッチペン操作系はもはやスマホで十分
このシアトリズム ファイナルファンタジー がiOSで出たことの意味は実は凄く大きいと思っています。見出しに書いたように、3DSのタイトルでタッチペン操作のゲームは全てiOSやAndroidで十分かむしろ操作しやすいということです。これは最初から分かりきったことだったのですが、改めて3DSのキラータイトルでタッチペン操作のモノがiOSで出た意味は大きいと思います。
端末所持数の多さや課金可能性の大きさなど、3DSの市場より既に魅力的なスマートフォン市場で結果が出れば、ますますこの手のゲームは3DSよりもスマートフォン市場を優先するでしょう。
タッチ操作をウリにしたDS,3DSが、タッチ操作メインのゲームで最優先端末から外れることになるとは…
自分の好きなシリーズ、キャラを買うのがオススメ
全部買うとか考えると目眩がするので、自分がハマったシリーズ、曲だけ買うのがいいですね。個人的には、3DSで追加曲を買った「ファイナルファンタジー零式」の曲をiOSでも買ってしまったりw
FF5のビッグブリッジやFF4なんかもやっぱいいですなあ・・
とにかく、FFが好きだった人はBGM用にもオススメですよ!!
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@J_Kumagai
Axel Games運営者兼ライターの熊谷です。
スマホゲームに特化して遊びまくっています。
なお、現在Axel Gamesではライターさん募集していますので、もし興味ある方いらっしゃいましたらメール下さい!(axelgames00[@]gmail.com)
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