寄稿という名の全文転載は危険だと思った。重複の呪いが痛すぎ！

転載、寄稿、SEO…ちょっと考えてみたよ

スマートフォンゲームの紹介サイトなので、話題的にはちょっと違うのだけど、毎日ブログを書いてる身としては非常に興味のあった話題がまた少しホットになりました。

なので改めてちょっと追っかけてみました。

キッカケは以下の記事。

■拝啓、ガジェット通信様。寄稿の件、謹んでお断りさせていただきます。 : I believe in technology

ガジェット通信さんのやり方がどうのこうのという流れではなく、あくまで「転載によるSEOデメリット」について、自身の体験と合わせて考えてみました。

重複コンテンツには検索ペナルティが発生する

既に多くの著名ブロガーの方がこの話題で記事をアップされており、転載によって重複コンテンツを作ってしまうと検索順位で大きなペナルティがあるだけでなく、そもそも検索結果からスポイルされることが分かっています。

分かりやすい大元隆志さんの記事。
全文転載メディアに対する対策を考えてみた

さらにSEO本職の方の考察
寄稿記事（全文転載）を行う時のベストプラクティス（SEO観点） ::SEM R (#SEMR)

なのでやはり全文転載はやめた方がいいよねという記事
全文転載”寄稿を行うことで得られるものと失うもの – WEB戦略情報

で、全文転載したらその転載先で全部読んでしまうので当然その記事元に来る意味がなく、自身のアクセスが上がることはないってのは予測の範囲内ですね。

重複コンテンツの呪いは凄まじいかも

ウチは2012年11月中旬からスタートしたブログなので、PVは大したこともなく、寄稿をしたりされたりなんてことはないので心配する必要もないのですがｗ

実は、重複コンテンツという部分で実感したので、この全文転載の話題も凄く興味あったんですね。

これはウチのPV 日足グラフです。
GAグラフよりこっちの方が縦軸が飛び出しているので分かりやすいかと。
縦軸メモリは隠しました！ｗ

1/14頃からPVが増えて1月下旬からPVの下限の居場所が数段上のところで落ち着いているのが分かると思います。

最近はGAのリアルタイムアクセスをチラ見しても、多くの旧記事を読んでいただけているのが分かります。

で、1/14前後に何をしたかと言うと・・・

3連休初日の1/12(土)に、旧Axel Gamesを削除しました。

基本、コレだけ・・・

実は、このAxel GamesはRSS生成用にリリース中心のニュース的サイトとして2012年8月頃にFC2ブログで開始していました。これを、2012年11月15日に新ドメイン＆新サーバーのもと、WordPressでリニューアルしたのが今のAxel Gamesです。

旧FC2のAxel Gamesの記事をエクスポートして新Axel Gamesにマージしたものの、旧FC2側をそのまま置いておき、新ドメイン側にリンクを貼って告知状態にしていました。

旧FC2側をブクマしてくれている読者もいらっしゃったので、その対策で1−2ヶ月はこれでいいやと思っていたんですね。
本当なら、ドメイン移管した旨をWEBマスターツールで申告しておくべきだったんですが。

重複記事は大体100本ちょいだったと思います。

で、2ヶ月経ったしもういいだろうと、1月の連休のタイミングで旧FC2を完全に削除し、重複コンテンツや旧FC2へのリンク切れ部分などを綺麗に掃除しました。

すると翌1/13にすぐに反映され始めたのか、1/14以降アクセスが数倍に伸び始めました。

重複の呪いを改めて実感するとともに、最初からちゃんと移行しておけばよかったと後悔しました・・・

離脱率が激減したのはなんで？ｗ

こちらは1月の離脱率。

11月にリニュして依頼、離脱率は大体60〜70％をウロウロしていました。
このままでは高すぎるし、何とか30〜40％台に改善したいなあとか思ってたんですが、1/14以降に急降下。
2％とか3％まで落ちて、これはこれで異常値が出ているんですけど、やはり符合するのは1/12の重複コンテンツ解消のタイミングなんですよね。

先述したように、リアルタイムで見ていても記事アクセスの種類がすごく増えました。

1月は多くの方にRTしていただいたり、リンクを張っていただいたりでPVが増えたのは確かです。非常にありがたいです！
ただ、この場合は特定の記事にアクセスが集中します。

しかし、1月下旬以降は古い記事も含めていろんな記事がパラパラと読まれて、結果全体としてPVが積み上がっているので、明らかに12月とはアクセスの流れが違います。