千年の巨神 レビュー サクサク気持よく遊べる良作ラインディフェンス！

サクサク進め、お手軽ラインディフェンス！

千年の巨神ってどんなゲーム？

「にゃんこ大戦争」のようなシンプルなラインディフェンスです。

「まもり」、「バランス」、「ひこう」、「えんきょり」の4兵種を召喚しながら、画面反対にある敵ボスor本拠地を叩けばステージクリア！

迫力ある巨神とのバトルを楽しもう！

基本はシンプルなラインディフェンス

戦闘画面はこんな感じで、可愛らしい世界観ながら各ユニットがしっかり作りこまれています。

ボスの巨神達は大きく迫力があって、ラインディフェンスとしての見た目、迫力は十分ですね。

基本的には召喚用のエーテルが貯まったら、ユニットアイコンぽちっとして召喚するだけで、完全に「にゃんこ大戦争」タイプです。

敵のユニット種別に対して有利なユニットをうまく召喚しながら、あとは「拠点スキル」を使うくらいしかないので、プレイヤーは比較的余裕をもてます。

ヒーロー操作型ラインディフェンスをプレイした後だと、ちょっと物足りないかも。

ユニット種別は4種類

各ユニットは、「まもり」、「バランス」、「ひこう」、「えんきょり」の4兵種に分かれます。

バランスはいわゆる歩兵で、攻めと守りのどちらでも機能するユニットですが、ひこうタイプには一切攻撃が当たりません。

またまもりは盾ユニットで、主にステージ序盤にこちらの戦力が貯まるまでの間、敵を止める役割を担います。
当然ひこうタイプには攻撃できません。

えんきょりは、HPが低い分、遠距離から攻撃できて、ひこうタイプも撃ち落とせます。

ひこうは全タイプに攻撃できるけれど、敵の足止めができないため、ステージ後半に一気に押しこむ場面のアタッカーですね。

パーティはレア度と兵種をバランス良く

上記のように兵種には4種あるので、基本的には、まもり1体、ひこう1体を軸に、あとはバランスやえんきょりを入れておきます。

パーティに組み込めるユニット数は、ステージを進めていけば少しづつ増えていきます。
また各ユニットにはコストがあるので、いきなり★4や★5で固めることはできません。

これは「1000kyoshin」とコードを入れたら貰えたまもりの「プランチャ」
期限過ぎたらもう貰えないのかな？

まもりの★4以上ユニットがないと早々に厳しくなるので、「プランチャ」貰えなくなったら自力で★4以上のまもりを引くしかないのかな？ｗ

たまたま最初に数回引ける分でゲットできた★5 ひこうの「ドラン」
強いけど、召喚ポイントが400なので出せるまで時間がかかります。

ディフェンスゲーのセオリーとして、少ない召喚ポイントで早い段階で量産できる★3ユニットも育てておかないといけません。

ステージ開始前に、敵のユニット構成がチラッと分かるようになっているので、中盤以降で苦戦するようになったら、敵の兵種構成に合わせて自軍の編成も変えていきましょう。

また、各ユニットにはパズドラ等と同じく属性の有利不利があります。

特にボスの巨神戦で勝てない場合は、有利属性で固めるとサクッと落とせることがあります。
ということは、結局ユニットの課金ゲーだったりするんですけどねｗ

拠点を強化してスキルを使いこなそう

各ユニットは拠点移動車に乗って敵地へ行くという設定になっていて、この拠点移動車を強化することができます。

拠点スキルは時間でゲージが貯まり、満タンになるとプレイヤーがアクティブに使用できます。

拠点移動車ごとに攻撃方法や威力が異なるので、自分が使いやすい拠点を強化する方がいいと思います。

最初に使える扇風機こと「ビッグビュウ」は、バランスユニットを強化するのはいいんだけど、スキルが風で敵を少し押し戻す・・けど遠くにいたら風が届かない・・ってなポンコツｗなので、これを強化するのは止めた方がよさげ。

序盤は、必ず敵に当ててくれるミサイルを撃ちこむ「ロックロケット」あたりがいい感じかな。
育てる前にどんどん新型が解放されるので、無駄に買ってしまって強化できん・・ｗ

つまり、バトルステージでプレイヤーがやることは、ユニットの召喚とこの拠点スキルを使うことだけですね。

マイホームを強化すれば様々なボーナスが付くぞ

チュートリアルもマンガ形式で分かりやすいですね。

ワタシも楽できますｗ

最初は貧弱な家ですが・・って、これでも豪邸やんけ！

あっという間に城レベルですわ！

後半、どんな規模になるんだろ・・

いずれにしても、ホームを強化することで大事なのは「召喚パワー」のMAXが増えることで★5ユニットが使えるようになるのと、各ユニットにボーナスが付くことですね。

拠点にばかりゴールドを使わず、早めにホームレベルを上げていく方が戦力の底上げになります。

残念ながら限界突破あります・・ｗ

各ユニットはバトルに出すことで成長しますが、餌を食わせて強化もできます。
一度に4体まで餌にでき、EXP玉も同じように素材にできます。

素材は、下のアイコンから上の枠にすーっとドロップすればよく、この辺のUIの素晴らしさはさすがエニッシュという感じです。

また同一ユニットを入手した場合は自動で限界突破合成され、ランクが上がります。

R1：ビギナーが、R2：ルーキーになって、MAX Lvが増えています。

召喚パワーの観点から、★3あたりで限界突破重ねたユニットが割と重要になってきそう・・

こんな感じで、各ユニット、拠点、ホームを強化しながら、ストーリーステージを進めていくわけですね。

ウリのマンガは期待はずれ・・

当初、この「千年の巨神」では、マンガコンテンツとの融合をウリ文句にしていて、個人的に凄く期待してたんですね。

マンガアプリの普及や電子ノベル系ゲームのクオリティアップが進み、スマホネイティブゲームの世界観醸成とのマッチアップは当然の流れで、ここをしっかり作ってくれると楽しそうだなあと思ってました。

フタを開けるとこの千神のマンガって、いわゆる「Angry Birds」のセリフなし紙芝居絵と全く同じで、特になんの目新しさもありませんでした。しかもセリフがないので、いまいち状況が伝わらないというかツクリテの自己満足というか・・

まあゲーム本編のラインディフェンスが面白いので、ストーリー関係なく楽しめるのでヨシとしますｗ

中盤以降のバランスが気になる

非常にシンプルでプレイヤーがやれることが少ないということは、結局ガチャで★5を引けるかどうかにかかってきます。

※大体こんな感じで、盾とプカプカだけになっちゃうｗ

また、「まもり」と「ひこう」で強いユニットを持っていれば、「バランス」と「えんきょり」は特にいらないんじゃ？という気がしなくもなく・・

足止めできない以外に特に弱点のない「ひこう」をアタッカーとして運用すれば、攻撃面では万能なんですよね。

ワタシ、運良く★5のひこうを序盤に入手できたこともあって非常に楽です。

他のユニット育成のために無理矢理「えんきょり」とか使うんですけど、結果的に「まもり」で時間稼いで★5の「ひこう」を2体、3体と出す方が強いです。
こうなるとほとんど全ステージで同じ戦略にしかならず、作業感しか残りません。

各ユニットで召喚できる数に上限があるので、後半はバリエーション必要かも知れません。
が、「まもり」と「ひこう」で5体、6体構成にすればいいだけな気もｗ

そもそもディフェンスゲーとガチャゲーって相性があまり良くなくてバランス的に難しいと思いますが、ユニットの特性も出しづらく、何を育てても兵種が同じならあまり変わらない・・という感じになっています。

タップ順以外にプレイヤーがスキルでカバーするところもないので、中盤以降 ゲームバランスがどうなってるかは気になります。この辺はもう少しプレイしないと見えてこないかもしれません。

ただ、UIの素晴らしさ、画面構成の巧さ、テンポの良さ、ユニットのデキの良さなどはさすがの一言。
起動時のロードが長い以外はプレイ時は全くストレスを感じません。

なので、ついついプレイしてしまう良作でもあります。

ディフェンスゲー好きならまずは試してみて欲しい一本です。

千年の巨神 プレイ動画

数多くのプレイ動画を掲載されている”ざりおさん”が運営されている「iOS&Android Game Play」チャンネルからリンクさせていただきました！

あとがき

少々時代遅れのハート1個1プレイ方式がもったいない。

これが原因でメインになり得ず、サブ止まりのユーザーも多いんじゃないかなあ。

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