音音コミック「まいっちんぐマチコ先生」 レビュー 幼き日の甘く青い思ひ出 おっさんホイホイ現る！

R35〜45のおっさんどもに告ぐ「いや〜ん、まいっちんぐ！」

■音音コミック「まいっちんぐマチコ先生」体験版 Google Play DLページ

今から約30年前、当時の小中学生をドキドキさせた「まいっちんぐマチコ先生」が、音声入りデジタルコミックとして帰ってきたぞ！

「た～っち！」
「いや〜ん、まいっちんぐ！」

この黄金パターンに憧れて悶々とした30年前…
ビデオなんかないし、コミックなんか買って貰えないし、アニメの再放送をリアルタイムに見ることだけしかなかったあの頃！

もう未だにフルコーラス歌えてしまう主題歌を脳内で奏でつつDLだぜ！
試用版は無料！

いつもバラ色に染〜めてぇ この胸ときめくぅ〜

コミック版の音声入りなので、当然アニメ版とは一切関係無し。

ガラケーの電子コミック版と同様で、ひとコマづつ切り替わって読んでいくタイプです。

このようにスクショで並べると分かりにくいんですが、ひとコマづつ今読んでいるコマが画面の真ん中に来るように表示されます。

そして、セリフはもちろん、SEも入っていてドラマCDのような感じになってますね。

ちなみにたくさんの人がいて「ガヤガヤ」という音は、環境音的なSEとしてのガヤ音ではなく、声優さんが「ガヤガヤ」と発音してたりして面白いｗ

つーぼーみか〜らはーなへぇ〜

左下でサムネイルのオンオフ、右下のスピーカーでセリフやSEのオンオフができます。

また、左の矢印でオートプレイと手動送りが切り替えられます。

ですので、音声をオフにして手動モードにすれば、普通に電子コミックとして読み進めることも可能です。

私はマチコぉ〜いえーいイエイ！

ただ、コミックリーダーとして見た場合、機能は凄く貧弱です。

ぱっと見でしおりがないっぽいし、サスペンドではなくアプリを落としてしまうと、再起動で最初からロードされます。

しかも、設定では「決定キーで次コマ移動」とか「左右キーでコマ移動」とかメニュー項目あるけれど、そもそもAndroid4.0以上が主流の環境でそんなキーはハードにないし。

しかも、手動でコマ送りする場合、そのボタンが小さすぎて押しづらい。とっても押しづらい。

という感じで、リーダーアプリが貧弱すぎてコンテンツが可哀想な印象を受けました。

なので、アニメを見る感覚で1冊をオートで音声込みで楽しむコンテンツですね。

Google PlayのDLページにはカバーメージ入れた方がいいと思うっす

AppStoreと違って、Google Playではトップ部分に横長で大きなカバーイメージを置くことができます。

ここは非常にキャッチーで、私も記事を書く際のキャッチアイ画像にはこのイメージを置かせて貰っています。凄く見栄えがいいので。

ですので、iOSとAndroidのマルチタイトルは必ずGoogle Playのカバーイメージを使わせて貰っています。

IPモノや企業でお金をかけて作っているものは、このエリアでダウンロードさせるイラスト＆ロゴを用意すべきであり、まいっちんぐマチコ先生なんか凄くキャッチーな絵を置けるはずです。

実際、Facebookページでは素晴らしいカバーイメージを置かれています。


Google PlayのDLページがこれではもったいない。


というわけで、早急にカバーイメージを置かれた方がいいでしょう。

続きは本編で・・と言われても

アプリ内課金はもちろん、製品版へのDLリンクもないわけです。

どう「お楽しむ」のか全然ガイドしていない。

ユーザーはこの試用版を一旦サスペンドして、再度Google Playに戻って「まいっちんぐマチコ先生」で検索して製品版を1冊¥300で買わないといけないわけです。

さすがにこれでは売れないと思う・・・

こんなのは勢いで買ってもらわないとだめなわけで、今すぐ簡単に続きが読める仕組みにしていないと、せっかく試用版を落としてもらったのに逃し過ぎかと。

「え？どうやって製品版買うんだっけ？」と一瞬でも迷わせたらそこで大半の購入者が止まります。いわゆる「我に返る」現象ですｗ
こうなったら人は課金に進まなくなりますので。

まあ私は買うからいいんだけど(ヲイ)、たくさん売れないと次に続かないし、音声コミック自体は面白いと思うので是非成功して欲しいです。

ただ、売れるための施策や準備、努力はしないと売れないので、是非いろいろ改善して欲しいなと思いましました。
コンテンツの前に、Android用の正式なリーダーアプリをリリースする方が大事だと思いましたですよ。

しかしこの機会にまいっちんぐマチコ先生のwiki見たら、凄い数の実写版があったんだねえ・・ｗ