ガンホー+アクワイアが繰り出すスピードバトル
ディバインゲート
価格:無料
※DLリンクはスマホからのみ有効ですディバインゲートってどんなゲーム?
5×5マスのパネルを、1パネルづつめくって扉を開ける探索パートと、トランプのスピードのように高速にパネルを重ねるアクションゲームが融合したユニット育成型RPGです。バトルでは、たった5秒の間に如何に同色でパネルを重ねられるかが肝で、スピード感ある戦闘が展開されます。
キャラやUIはスタイリッシュにまとめられ、何となくアトラスが得意な世界観ですが、パズドラのガンホーが出すということで期待されているこの「ディバインゲート」を早速レビューです!
まずは3人の中から1人を選ぼう
最初に選べるのは、赤(火)、青(水)、緑(風)の3人。
アカネって名前だし、アイコンではショートのボーイッシュなおにゃのこに見えたから選ぼうとしたら、熱血な男の子でしたw
探索モードでは1パネルづつ進め!
で、いきなりストーリーも何も分からず、チュートリアルでゲームが進行していきます。探索モードでは、自身の上下左右4方向に1マスづつ移動できます。この時SP(ヘルプによるとススムポイントの略だそうでw)を1づつ消費していきます。
SPは画面左下の「田」で表現されていて、全部で20SPです。
このようにSPを消費して、少しづつ上がっていくわけです。
なお、隣接したパネルは赤、青、黄の★が1〜6個付いています。
これは、★の数はお金か敵のランクを表していて、色は赤>黄>青 の順で敵が出やすいことを表しているようです。
つまり、赤の★は敵が出やすく、青はお金が出やすい、★の数が多いほど敵なら強く、お金なら多くとなると。
また青★で敵に出くわしても、敵の攻撃が1ターン遅くなるファーストアタックが出やすいので、比較的安心ということのようです。
さらに、「?」や「!」マークもあって、「?」には扉を開く鍵が、「!」には大抵強敵が入っています。
「?」や「!」は序盤は1つづつですが、「第一監獄カーマイン」辺りから2つ出て来ます。
なので、クリアするだけならさっさと「?」まで行って鍵を開ければいいわけですが、全25マスに対してSPは20あるので、できるだけパネルを開いた方がお金もユニットドロップも稼げることになります。
なお、敵が潜むパネルに隣接すると自動的に戦闘になりますが、例えば3方向全て敵が潜むパネルに入った場合、3連戦となって一気に3つのパネルが開きます。
よって、うまく回ればSP20でも大体21〜23くらいコンスタントに開くはずです。
SPを全て使い果たすと、1マス動く度にMaxHPの15%分くらいHPが減っていきます。
敵に遭遇すると、HPが減ったまま戦闘に入るので危険ですが、序盤なら回復パネルが多めに出てくるので意外と問題なかったりします。
ただ、第一監獄以降は恐らく回復パネルの量が減ってくると思うので、基本的にSP20内で探索を終える方がよさそうです。
また、SPを回復するスキルを持ったユニットもいます。
鍵を開けて扉の前のボスを倒せばそのクエストクリアです。
この時、開けなかったパネルは全オープンされ、種明かしされた上で、再度チャレンジするか聞かれます。
つまり、欲しいユニットが隠れてると分かった場合、どのマスにいるかをメモっておけば、同じ配置でやり直しができるため、狙い撃ちできるというわけです。
ただし、やり直しにはチップ(いわゆる魔法石)が1枚必要なので、ゴミしか出てこない序盤中盤は気にしない方が吉ですね。
バトルはトランプのスピードのような感覚
探索で敵を引き当てるとバトルになります。まず「Player Phase」と書かれた箇所に、5×2マスのエリアがあります。
ここにパネルを重ねていくことになります。
下段に、火、水、火、風、火という5枚のパネルが配られています。
これを上段の空き枠にスワイプしていくのですが、同じ色でまとめていきます。この例だと火が3枚あるので、この3つの火をどこかの枠にまとめると火のユニットが攻撃する・・というのが基本です。
まず戦闘は、上段の空き枠にパネルを移動させない限りスタートしません。
で、最初の手持ち5枚のパネルは自由に再配置可能です。
このように、まずは手配を整理します。
隣り合った同じ色のパネルは左右スワイプでひとまとめにできるので、これで一気に2〜5枚をワンアクションでスワイプできるようになります。
で、各枠に同色でパネルをどんどん入れていくわけです。
パネルはすぐさまランダムで補充されるので、ワシャワシャとスワイプしまくって色を仕分けていく感じですね。
この辺の操作感がトランプのスピードに似ているわけです。
たったの5秒しかありませんから、パズドラのように考えて操作するのではなく、ほぼ直感で仕分けていく感じです。
ちなみにこの例では、自軍が赤、青、緑しかいないため、光、闇、無の3色は完全に死にパネルとなります。
また、「BOOST」と書かれた枠がたまに出ますが、ここに置いた場合効果が1.5倍になります。
攻撃なら1.5倍のダメージ、回復なら回復量が1.5倍です。
なお、1つの枠には最大で5枚のパネルしか入りません。
このスクショの時は、青のユニットが3体いて、いずれもパネル2枚で単体攻撃が発動するユニットでした。
青は3枚まとめてますので、2枚で発動する攻撃が3ユニット分チャージされていることを表しています。
青いバーで「▲」が3本出てますよね。
これで3HANDS(いわゆる3コンボ)という状況で、これが増えると攻撃倍率が0.25倍づつ上がっていきます。
1.00倍、1.025倍・・・3.00倍までコンボによってレートが上がります。
この辺の気持よさはパズドラのコンボと似たような感じになっています。
ちなみに、属性は赤、青、黄、闇、光、無の6属性で、あと回復のピンクがあります。
このように7色あるわけですが、上記のように手配は5枚で、格納する枠も5つです。
つまり2色分は捨てないといけないわけですね。
強化・進化にもフレンドが関わるぞ
ユニットメニューは、編成、強化、進化でオーソドックスなタイプです。強化はベースを決めて、素材が4体まで。
で、ディバインゲート独特の仕様が、強化や進化にもフレンドを利用するという点です。
フレンドのリーダーユニットが、強化するベースユニットと同じ属性なら得られる経験値が1.25倍に。
もしくは、同じ種族(人間や妖精など)ならこれも1.25倍に。
同じ属性かつ同じ種族なら1.50倍になります。
さらにフレンドを選択する際、「プレミアム」ボタンを押すと、
このように、ベースと同じキャラをリーダーにしている人がフィルタリングされます。
ただし、チップを1枚使うので、余程のレアユニットでもない限り使わないと思います・・
進化は、パズドラ同様、専用の進化素材が必要なパターンですが、素材さえ揃えば即進化できるのではなく、ベース、素材、フレンドと共に、進化クエストをクリアしないといけません。
とは言え、通常通りパネルをめくって進んでバトルするだけですが・・
また、この進化クエストは曜日によってプレイできる日が決まっています。
画面上段、check!と赤文字がある部分に「EVO」と書いてある欄が、今日進化可能な属性を表示します。
ただし、今はオープニングキャンペーンで全属性が進化可能になっているので「ALL」となっています。
ユニットにはLS、AS、PS、NSの4つのスキルが!
これは初期に貰える御三家の緑。各ユニットには、
LS:リーダースキル
AS:アクティブスキル
PS:パッシブスキル
NS:ノーマルスキル
の4つのスキルがあります。
ユニットによっては、PSがなくてNSが2つあるものや、NS1つだけという雑魚もいます。
LSはリーダーにすれば発動し、戦闘開始直後に発動するものが多いです。
フレンドの場合は、フレンドのリーダースキルも同時に発動します。
ASは任意に使用できるスキルで、各ユニット毎に必要なターン数が設定されています。
PSはパーティに入れているだけで効果が出るスキルで、バフや罠回避などがあります。
NSは、パネルの数によって発動する通常攻撃のことです。
ということで、まだまだ細かい仕様やテクニックもあるのですが、長くなるのでこの辺で。
そこそこ面白いけどバトルがあまり盛り上がらないかも…
今や飛ぶ鳥も落とす勢いのガンホーに、その弟子でロードラのアクワイアがタッグを組んだ新作ということで、相当な期待がかかっていた「ディバインゲート」。残念ながらバトルの基本部分がイマイチで、このままでは飽きるのが早そうな気がしています。
それは、7色もあるのに手札が常に5枚しかなく、単色や二色程度のパーティだと死に色が出すぎること・・に尽きます。
これにより事実上単色パーティはあまり機能せず、単色用スキルも効果が半減する・・・という結果になりかねません。
例えば火の敵がメインのクエストで、自軍を水単色で編成したとします。
しかし、パネルで使えるのは7色のうち青1色ですから、これではほとんど攻撃が出ません。
ジリ貧でストレスが貯まるだけなので、結果的に単色パーティは組めなくなります。
最低でも3色+フレ別色で4色構成とかにせざるを得ません。
こうなると、「味方のX属性の攻撃力を1.5倍にする」というような単色用スキルはあまり意味がなくなってきます。
さらに、手札が5枚しかないのに、「風パネルを水パネルに変える」というようなスキルも使い所があまりありません。実質1バトル1回しか使えないのに、2−3枚変えるだけではあまりにも弱いスキルですから・・
揃えた色で攻撃するというのはパズドラでも同じです。
なので、単色や二色では攻撃頻度が落ちるのも同じですが、パズドラがブロック30個に対してディバインゲートはパネル5枚しかありません。しかもディバインゲートは無属性が入って1色多いので、パズドラと同じ仕組みでも随分ストレスがあるわけです。
もう一つ、5秒のカウントダウンの最後0秒付近でパネルを受け付けないのも気持ちよくない重要な部分だと感じました。
私のAndroid端末のモッサリ性能のせいかも知れませんが、0秒ギリギリの受付がバカ正直なので、ギリギリに放り込んだパネルがほぼ受け付けて貰えず、プレイしていて気持よさや達成感が全然ないんですよねえ。
プレイヤーの感覚ではギリギリ間に合えーっとスワイプしてるのに、0秒付近で全くの遊びもオマケも演出もなく、ひっかかるような感じで全部NGになるのでシラケるんです。
これ、0秒付近にコンマ2,3秒オマケの遊び時間入れて、そこで滑り込みできたら「JUST!」というような演出でボーナス付いたりすると脳汁出るんですけどね。
アクティブスキルの演出も含め、もう少し派手に、そしてせっかくスピード感をウリにしているのだから、もっとプレイヤーに達成感とか手に汗握る展開にしていかないと、作業化するのが早く来る気がしました。
この手のゲームって基本的に全部同じことの繰り返しで作業になるんだけど、気持よく作業できないと単なる苦痛になってすぐ離脱しちゃうんですが、今のバトル仕様だとそうなりそうな気がしています。
これ、片手でプレイできないゲームなんで、ならばもっと熱中させて欲しいとも。
と、私の中で気づいた2点を書いてみました。
まだ始まったばかりですし、キャラを育成する部分にハマることができれば十分楽しめると思います。
またiOS版ならもっとスムーズにパネルを出せて、評価が変わるかも知れません。
ガンホー+アクワイアということで、正直ちょっと期待値が高すぎたかなという感じです。
ディバインゲート
価格:無料
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@J_Kumagai
Axel Games運営者兼ライターの熊谷です。
スマホゲームに特化して遊びまくっています。
なお、現在Axel Gamesではライターさん募集していますので、もし興味ある方いらっしゃいましたらメール下さい!(axelgames00[@]gmail.com)
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