Red Bull Racers レビュー 懐かしのスロットレーシングの世界を楽しもう！

RedBullレーシングチームブランドの簡単レースゲーム

Red Bull Racersってどんなゲーム？

30代中盤以降の人なら昔遊んだことがあるかも知れない「スロットレーシング」をベースにした簡単レースゲームです。

スロットカーとは、スロット(溝)のある専用コース上でアクセルボタンだけで前進する電動カーのことで、日本ではラジコンカーが流行る前は結構ブームだったように思います。

このスロットレーシングを再現したカジュアルレースゲームとして、F1でもお馴染みのRedBullチームブランドでゲーム化されたのがこの「Red Bull Racers」です！

昔遊んだかすかな記憶が蘇る！

冒頭にも書いたように、1970年代、80年代前半を少年期で過ごした世代ならば、このスロットカーを覚えている人も多いはず！

リモコンにはアクセルボタンしかなく、押したらスロット上をグイ～ンと走っていくだけのシンプルな電動カーですね。

ただ、コーナーでアクセルボタンを押しっぱなしだと遠心力でコースアウトしてしまうので、コーナー前ではボタンを離して減速、抜けたらまたフルスロットル！ってな感じでした。

アクセルボタンと車線変更ボタンだけのお手軽レーシング

これをそのまんまスマホのカジュアルレースゲームにしたのがこの「Red Bull Racers」です。

右下に見える「↑」ボタンがアクセルで、左下の「X」みたいなボタンが車線変更ボタンになっています。

スロットレーシングなので、アクセルボタンを押しっぱなしでコーナーに入るとこのように脱線します。
この時、画面真ん中に見える復帰ボタンを押せば、すぐコースに復帰します。

押さなくてもすぐコースに戻りますが、素早く押すとロスを緩和できます。
基本的にはこれだけのシンプルなレースゲームですね。

車線変更をうまく使って他車を弾いてコースアウトさせたり、自分がコースアウトしないよう内・外得意な方で周るなどで使用しますが、実際はあんま使用しないかなｗ

コースは、「フォーミュラ」「オフロード」「ストリート」と3つの舞台があって、それぞれに様々なレース形式のステージがあります。
フォーミュラから順番にクリアしていかないとダメで、いきなりオフロードやストリートを遊ぶことはできません。

これは、パズドラ等のエリアとステージと同じ構成で、各レース(ステージ)をクリアすると課金石を貰える点も同じです。

これは「フォーミュラ」を選択した先の各レース(ステージ)リストです。

このように、4台でのレース、ライバル車との一騎打ち、カップ戦、耐久レースなどいろいろなレース形式があります。
これを順番にクリアしていくわけです。

なお、1回レースする毎にバッテリーが1マス減っていきます。いわゆるスタミナ制です。

レースを選ぶと搭乗マシンを選びます。
各マシンは「トップスピード」「加速」「ブレーキ」「ブースト」の4項目を5段階づつ、計20回カスタマイズできます。

レースに出て稼いだコインでカスタマイズしていきます。

上位マシンは自分のLvが高くなると解除できます。
20回程度レースに出てLv5になりましたが、このRedBullのフォーミュラカーはLv56でアンロックとかｗ

課金で解除するなら989ダイヤ(課金アイテム)も必要です・・
1ダイヤ約3円前後なので3000円近くかかりますね・・

なので、まったり非課金で遊ぶのが良さそう。

もう1段下位のマシンならLv16でダイヤ解除でも190ですからまあこの辺なら。

Lv4だか5だか忘れましたが、その辺になるとオフロード用入門カーを貰えます。

これで、次のオフロードステージに挑戦できるようになります。

オフロードもフォーミュラ同様、様々なレースが用意されています。

また、難易度も「初心者」「アマチュア」「プロ」と3つ用意されていますが、これはマシンの改造度を一定以上上げるとロック解除されるようになっています。その数字が「350」とか「500」ということです。

初期のオフロードカーは最大で400まで改造できるので、アマチュアなら初期マシンでいずれ参戦できます。
プロに挑戦するには、Lv32で入手できるRedBull Rubyが550まで改造できるので、これで参戦することになりますがかなり先ですね。

このように4台でのレースでは自分以外3人がNPCとなります。

また、Facebookやtwitterの友人を招待して一緒に遊べるようですが、リアルタイム対戦なのかちょっと分からず。恐らく非同期のゴースト対戦だと思いますが・・

オフロードはとにかく加速が落ち、コーナーでは滑りまくるので、さらにコースアウトが連発するようになります。
あまり爽快感がないので、フォーミュラステージの方が楽しいですね。

カメラワークを変えて楽しめ！

画面右上にカメラアイコンがあるので、これでカメラワークを変更できます。

1回タップすると、デフォルトからさらに上空の絵になります。
かなり豆粒になるので見難いですが、全体の位置関係は把握しやすいです。

オススメはこの真後ろからのアングル。
かなり疾走感あって楽しいです。

立体ループでは目が回るｗ

改造と達成項目が楽しい！

ステージは3つですが、各レースが7−8あって、しかも初心者、アマチュア、プロと3段階あるので単純計算でも70ステージ近くあり、車種も9つあります。

この9台それぞれに20回程度のカスタマイズができるので、割とやりこみ要素があります。

しかもアチーブメント(達成項目)が結構いろいろあって、クリアすると課金ダイヤが貰えるので、これを目当てに周回する楽しさもあります。

まあ、レース自体は単純なので何度も飽きずにやれるかってのはありますがｗ

ただ1レースが非常に短くてテンポが良く、意外とテクニカルで楽しいです。
またグラフィック、音楽ともクオリティが高く、遊んでて楽しいレースゲームでした。

スロットカーを知っている方はもちろん、知らない世代も十分楽しいので興味ある方は是非！

Red Bull Racers Trailer

あとがき

このタイプの電動カーのことを「スロットカー」「スロットレーシング」と言うのですが、この単語を思い出せず、何をとっかかりにググればいいのかエライ悩みましたｗ

グラスホッパーとかホーネットといったタミヤ製のラジコンブームが来て、気がついたらこのスロットカーって日本では見なくなってましたね。

久々にリアルなスロットカーで遊んでみたい！

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