ローグライクなシステムでコマンドバトルRPG

ヒュプノノーツ
価格:無料


ヒュプノノーツってどんなゲーム?
「進む」と「戻る」を繰り返してレベルを上げ、時間内に指定距離に到達すればクリアとなるコマンド系RPGです。道中のイベントや入手アイテムはある程度運で、死ぬとそのステージの最初にレベル1で戻されるので、ローグライクのようなシステムになっています。とにかくストーリーが秀逸で、さらにローグライクRPGとしてのバランスも見事!
気がつけばグイグイ惹き込まれていることでしょう。
子供時代の約束を覚えていますか?
あの頃に戻れたら、どうしますか?
夢の中へ入れる機械を手にした主人公の冒険がはじまる・・

ただし、物語が始まると少女と自分という感じなので女性でも楽しめます。
男性なら特に本名で名前を入力することをオススメします!

絵本のようなタッチ、一昔前のBGM、ノベルゲームのようなテキスト。

スクショのために、「あくせるん じろう」とか意味不明の名前にしたことを激しく後悔w

次第にこの不思議な状況が明らかになっていきますが、冒頭で分かるのは、主人公が謎の機械で寝て、夢の世界に入っているというところまで。


戦闘はコマンド系だけど非常にシンプル

「戦う」「逃げる」「アイテム」の3つのコマンドしかない、非常にシンプルなコマンドバトルです。
主人公のパラメータは左下にあって、どのパラメータで攻撃するかが赤く囲まれています。
このピーマンには「力」で攻撃することが分かります。

子供の頃食べられなかった野菜たちが襲ってきます・・

頭をなでてもらったらHP回復したり、


ちなみにこの積木では、運動のステータスが赤く囲まれているので、成功判定は運動の値で行われます。
バトルやイベントの発生はある程度の運で、また成功失敗も運要素があるので、周回によってかなり成長度合いにバラつきが出ます。

まさに小学生の嫌いなものが襲ってきますw
しかも面白いのは、戦闘に必要なステータスが全編を通して理にかなっている点。
算数や英語と戦うには「知恵」が必要で、いくら「力」や「自信」が高くても、このスクショのように「知恵」が低いと逃げざるを得ませんw

時間内に設定距離にいるボスを倒せばクリア。時間切れか、HPがゼロで失敗で、コンティニュー(1回100円)しない限りレベル1に戻ってやり直し・・というスタイルになっています。


少し無理して先に進んでロボットをゲットしたら、少し戻ってレベル上げ・・・というのが良さそうです。
各ステージとも最後のボス戦がかなり歯ごたえあるので、時間いっぱい使ってできるだけレベル上げとアイテム補充をしておきましょう。
マッチの店での購入がカギ!

ここではまず「マッチと話す」で、しっかりとヒントを聞いておきましょう。
また、ボス戦で必要なステータスを上げるアイテムが売っていたら、買って即使っておきます。
ステージ後半では、150円ほどする必殺技を1つ以上抑えておきます。

好感度が上がれば、店売りアイテムの品揃えがよくなるので、クリアしやすくなります。
この好感度のみ周回プレイ&先のステージでも維持されるので、何度もプレイしてプレゼントを重ねれば、次第に有利アイテムが並ぶ仕組みです。

第3部以降は、所持アイテムとステータスを如何に有利にしてボス戦に挑めるかが勝負なので、お店で何を買うかも非常に重要になってきます。
とにかくストーリーと設定がうますぎる!


両親の離婚、多感な頃、学校、友達・・・少女の過去が次第に明らかになっていきます。
この時のステータスが「意地」「希望」「悲しみ」
両親の離婚で寂しい、悲しい気持ちを意地をはって無理をしている。。。でもどこかにかすかな希望を持ってる。。という状況を見事なステータスとストーリーで描いています。
もう、この辺から「ほほぉぉ」と感心しっぱなしw

「甘えたい気持ち」を持ってると「意地」が-3。意地で強がってきた敵(友達)に勝てなくなるという、トラップアイテム。この「甘えたい気持ち」は捨てればいいのですが、甘えたい気持ちを捨てて意地を取り戻すとか、どんだけ見事な設定なのさw

強敵やボスとの戦いで、ベースステータスを下げられると詰むので、如何にデバフを解除するかが重要です。
ただし、デバフ、バフは上書き可能なので、何らかのバフアイテムを2−3個所持してから強敵に入るのが基本となります。



ただし、意地の悪い子(敵)から「いじられキャラ」というデバフを受けると、知恵で倒せる勉強系の敵しか太刀打ちできなくなったり…

ただし、ロボットや猫(こげまる)のように100%無償の愛で従ってくれるわけではなく、「空気を読んで攻撃しない」「学校を休む」など、度々無力化しますw
さらに茉理が「いじられキャラ」などのデバフを喰らっていると、友達でいるのが嫌だと距離を置かれる始末。「他のグループに入りたがっている」とか妙にリアルです・・

「自信」をつけてお母さんと向き合えたら、先に進めます。
この辺からもう、ストーリーとスタータス、アイテム名の秀逸さにグイグイ惹き込まれます。
お母さんの苦悩も少しづつ分かってくる年頃に。

茉理が社会人になると、「同僚の相方」というアイテムをゲットすると技術が上がってそれ以外下がるとか、無能な部下のセリフ(マイクロソフトのせいですよ)とか、笑えるけど笑えないみたいな状況になるので、IT業界の男性プレイヤーは注意しましょう(爆)
難易度は高いので、ゲームとしても歯ごたえあるぞ!

何度かやってると、どこでどのステータスがどれくらい必要か見えてきます。
このコツが分かってくると、ストーリーの先が見たくてガッツリはまります。

慣れることで少しづつ先に進めますので、焦らず周回を重ねましょう。

だけど、こういう素敵なゲームは売れて欲しいので、数百円分はコンティニューしてあげてくださいw

誰もがもつ古き好き想い出、葛藤、苦悩を素晴らしい音楽とイラストで見事にノスタルジックな世界として構築されています。

ヒュプノノーツ
価格:無料


あとがき
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@J_Kumagai
Axel Games運営者兼ライターの熊谷です。
スマホゲームに特化して遊びまくっています。
なお、現在Axel Gamesではライターさん募集していますので、もし興味ある方いらっしゃいましたらメール下さい!(axelgames00[@]gmail.com)