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ドラゴンプロジェクト レビュー コロプラ渾身の一作!果たしてその中身はいかに!?


基本は良し! なんだけど……

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ドラゴンプロジェクト
価格:無料
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ドラゴンプロジェクトってどんなゲーム?

ドラゴンプロジェクトはコロプラが送り出した渾身の共闘RPGです。

スマホゲーとしてはかなり本格的な作りこみになっており、狩りゲー好きにとっては要注目の作品となっております!

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基本は悪くねぇんだ! 基本は!

ドラゴンプロジェクト 2 002  1 ゲームの内容は良くある共闘ゲームです。
スクショのようにフィールドに敵が居て、アクションを使いこなして敵を撃破していきます。

ドラゴンプロジェクト 2 003  1 操作方法は指一本で可能。
画面をスライドさせてキャラクターを移動、敵をタップで攻撃します。

ドラゴンプロジェクト 2 004  1 様々なクエストを受注可能で、クエストを達成すると色々な報酬がもらえます。
クエストの内容は「あそこであの敵倒してねー」とかそういったお馴染みのものが多数。

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フィールドで雑魚をちまちま潰しているとたまにボスモンスターと遭遇する事があり、このボスモンスターに限ってはその場に居るプレイヤー達と共闘して倒す事になります。

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倒せば豪華な報酬がもらえますが、ボスの強さは雑魚の比じゃないぜ!

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で、集めた素材で装備品を創りだして己を強化して、また新たな敵を求めて旅立つ訳です。

クエスト(戦闘&素材集め)→装備品作成→クエストの繰り返しになる訳ですが、この基本的なシステムは悪くなかったです。

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大型モンスターを他のプレイヤーと協力して倒すのは熱いですし、装備品によって様々なアクションを取る必要があったり弱点を狙って一気に攻勢をしかけるとか多岐にわたる戦法があるので、テクニックの磨きがいがあります。

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もちろん装備品によって見た目が変わる楽しさもありますし、良くも悪くもオーソドックスなハンティングゲームになっています。

とまぁ用意されているシステムは別に悪くないんですが、個人的にはいくつか気になる問題がありました。

操作性はもう一つ足りないか

ドラゴンプロジェクト 2 015 まず戦闘ですが、実はこれカメラアングルの移動が出来ないんですよね。
別に指一本でのプレイにこだわる必要無いんで、左手で視点移動、右手で操作という風にしても良かったと思います。

せっかく人間は手が二つあるんだから、その二つの手を使って幅広い操作が出来るようにしたって良いでしょう。
余った片手が勿体ないです。

ドラゴンプロジェクト 2 016 あと指一本を駆使したスライド&タップで移動&攻撃を行うのって結構融通が効きません。
例えば上に移動しようとしてスライドさせたつもりが、丁度敵の当たり判定の場所をタップしちゃって攻撃し始めたり……とか。
目の前にある宝箱を取りたいのに何故か回避行動が出ちゃった……とか。

そんな感じでねぇ、なーんかたまに意志の通りの行動が取れない事が良くあって、かゆい所に手が届かない感じがしました。特にタップするクセがついてると非常にやりにくい。

ドラゴンプロジェクト 2 017 ていうか激しいアクションをしている中で、「スライドさせて移動」って難しくないですかね?
だってほんのちょっとの指の動きが「タップ」と判定されたら攻撃モーションに入っちゃう訳で、だから結局「移動したいだけなのにどうしてもいちいちその場で攻撃モーションに入ってしまう」という現象が起きてしまいます。
ただ指一本でのシンプルな操作を褒める声も多々あるので、まぁ慣れの問題なのかなとも思います。

とは言え、指一本での簡単な操作に縛られすぎたせいで、ちょっと操作の幅広さに欠ける印象はありました。

ドラゴンプロジェクト 2 018 あとこの手のゲームは素材集めからの装備品作りが肝な訳ですが、ここで注目したいのがガチャの仕様です。

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ガチャは二種類あって、まず一つはマギガチャ。
マギとは様々なスキル効果を持つアイテムの事で、これを装備品に装備させればスキルの使用が可能になり、例え同じ武器でもマギによって戦闘の有利不利や戦い方が大きく変わる場合もあります。
まぁ要するに装備品のステータスを底上げ&カスタマイズするアイテムって解釈でOKだと思います。

ドラゴンプロジェクトは素材を集めて装備品を作るっていうのが肝心要なシステムなので、装備品ガチャは無いです。だから事実上このマギガチャが装備品ガチャに相当します。

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もう一つはクエストガチャ。
このガチャを引くと様々なクエスト(ボスモンスター)に挑戦可能になって、通常プレイのクエストよりも遥かに良い報酬(レアな装備品を作れる貴重な素材など)をゲットできます。

もちろん、クエストガチャの中でもレアリティの高いクエストほど貴重な素材などが手に入るっていうシステムになっています。

ドラゴンプロジェクト 2 023 つまりレアリティの高いランクのクエストを引き当てる→ボスを倒す→すっげぇ良い素材が手に入る→やべぇくらい強い装備品を作れるっていう仕組みです。
……って良く良く考えたら、事実上クエストガチャが装備品ガチャとも言えますかね。
クエストガチャのクエストこなしてないと最強装備を揃えられないようになってるんでしょうし。

個人的な感想としては、これ無課金や微課金だとクエストガチャとマギガチャの両方を満遍なく回して、ランクの高いマギとクエストを満足いくほど手に入れるのは相当大変だと思います。

ドラゴンプロジェクト 2 024 マギガチャは課金石が15個でクエストガチャは25個必要なんですが、このクエストガチャをせめてマギガチャと同じ15個にしても良かったんじゃないかなと思います。

もちろんこれだけ本格的なゲームを作ってくれた訳だから、それに値する程度の利益を生み出す課金システムが用意されてるのは当然です。

ただやっぱり共闘ゲームの最重要事項である「重要クエスト」が気軽に出来ないのはもどかしいっす……。

意外と好き嫌いが分かれる作品か

ドラゴンプロジェクト 2 025 個人的に思った問題点はやはり「操作性」と「ガチャシステム」にあるんですが、全体的に見れば決して悪い作品ではないのです。クエストを黙々とこなして素材を集めるのは楽しいし、苦労して集めた素材を使って欲しかった装備品を作れた時は嬉しいです。

集めた装備品によって見た目も能力も変わっていくのはやりがいがあります。

ドラゴンプロジェクト 2 026 操作性が個人的にスッキリしなかったとは言え、武器(近距離武器や遠距離武器)の使い方やらマギの能力、立ち回り次第で強敵をボコボコに出来たり、逆にあっさり負けちゃったりする時もあり、歯ごたえのある戦闘システムがちゃんと構築されています。

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ボスモンスターを倒した後にアイコンを表示して健闘をたたえ合うとか、メイン画面でチャットも出来るとかコミュニケーション面も充実しています。

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あともちろんキャラメイクも出来るし、ストーリーも用意されているし褒めるべき所は多々あります。

だから何度も言うように基本的なシステムに不満は無いし、スマホでここまで本格的な共闘ゲームが出来れば満足していいとは思うんです。

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だがしかしっ(アニメ面白かったですね)。

やはり何か足りないと思ってしまうんです。
その「なんか足りない」と思わせる点は二つあって、それはやはり「クエストガチャ」と「操作性」にあると思います。

やっぱり最高級の素材を集めて最高級の装備品を作るには、クエストガチャに相当課金しないとその夢は叶わないってのが心のボトルネックになっているような気がします。

ていうかいっその事クエストガチャを撤廃して、マギガチャを課金石30個にするのもアリなんじゃね? とか思っちゃったり。

まぁクエストガチャの確率が良心的ならまだ話は別ですが、この作品に限らずゲームの醍醐味に「多額のお金」というリミッターが付けられて「満足できます!」という意見になるはずが無い訳で。

ドラゴンプロジェクト 2 033 あとこういうモンハンみたいなゲームは戦闘の操作性が重要かと思いますが、カメラアングルを変えられるとかもうちょっと操作性の幅が広がると良いと思いました。

そんなこんなで、ゲームの根っこはさすがコロプラと言うべき作りこみになっていますが、あともうひと超えプリーズ! と思わずにはいられません。

ドラゴンプロジェクト 2 034 まぁ操作性は個人的な好みによるしガチャシステムに対しての意識も人それぞれ違うので今回はちょっと主観を前面に出しすぎたレビューになってしまいましたが、少なくとも共闘ゲームに興味があるならとりあえずダウンロードしてみる価値はあります。
ただ、実際にハマれるかどうかは意外と人を選びそうな作品だぞって感じですかね。

内容がオーソドックスで無難な事もあり、良く言えば安牌、悪く言えば量産型共闘ゲームっていう印象は否めないので。

ドラゴンプロジェクト
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あとがき

やはりコロプラ産はガチャがネックですな。正直まともな感覚じゃない気がする。

モンハン好きは自分の好みに合うかどうかとりあえずプレイして、無課金でそこそこプレイが無難だと思いましたです。



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平田 智也

ゲームレビューや脱出ゲームアプリのシナリオなどを執筆しています。 脱出ゲームのシナリオを3年間で約230本書いてみちゃったり、 1ヶ月にゲームレビューを50本以上書いちゃったりした経験を持つ道産子ライター。


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