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Hearthstone:ハースストーン レビュー シンプルだけど奥が深すぎるTCGだッ!


WarCraftの世界でTCGに浸るのだ!

Hearthstone 1 001
Hearthstone:ハースストーン
価格:無料
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Hearthstoneってどんなゲーム?

Hearthstone」は徹底的にシンプルなルールだけど、奥がとんでもなく深いTCGです。

TCGはルールが複雑だったりカードの能力が多すぎて難解だったりする例が少なくありませんが、「Hearthstone」はルールにしても何にしても非常にシンプルで分かりやすく、初心者にも上級者にも薦められる内容ですよ!

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ルールはとにかく簡単!

Hearthstone 1 002 Hearthstone 1 003 まずはルールをざーっと紹介しましょう。

「Hearthstone」のカードは主に攻撃カード(ミニオン)と呪文カードに分かれます。
攻撃カードは実際に戦う味方モンスターみたいな存在です。

Hearthstone 1 004 そして攻撃カードの基本能力はマナ、攻撃力、HPの三つ。
更にカードによって特殊能力が用意されています。

左上の数字がマナ、左下が攻撃力、右下がHPです。

Hearthstone 1 005 対戦はヒーローとカードの組み合わせで行われ、場に出ているカードは敵のカードあるいはヒーローに攻撃可能。
相手ヒーローのHPをゼロにすればこちらの勝利です。

ちなみに攻撃カードが攻撃出来るのは基本的に次のターンからです。
場に出した瞬間に攻撃出来るのは一部の特殊能力を持つカードのみなので注意。

Hearthstone 1 006 また、相手が攻撃カードを場に出していようが無かろうが相手のヒーローに直接攻撃可能です。

まぁこれも基本的にはの話ですが……。

Hearthstone 1 007 カードでカードを攻撃する。もしくはカードでヒーロー(プレイヤー)を直接攻撃する。

これは大多数のカードゲームと同じ基本ルールですね。

Hearthstone 1 008 ヒーローにはマナという概念があってターンごとにマナが増えます。
あとターンの始めに新しいカードを1枚手札に加えられます。

そして場に出せるカードはマナに依存します。

ゲーム開始時はマナが1しか無いのでマナ1のカードしか出せません。
そして2ターン目になるとマナが2になりますが、この状況ならマナ1のカードを2枚場に出すか、マナ2のカードを1枚場に出す……みたいな選択が出来ます。

言うまでもなく、ターンをこなせばこなすほどマナが増えるから、終盤にもなると一気に複数のカードをドーン! と場に出せちゃいます。

Hearthstone 1 009 ヒーローは基本的にマナを消化しての特殊行動しか出来ませんが、武器を装備させれば自分も攻撃カードみたいな扱いとなって相手にダメージを与えられます。

Hearthstone 1 010 もう一つ説明を。味方のカードで敵のカードを攻撃した場合、味方もダメージを食らいます。
例えば「HP1、攻撃力3」のカードで「HP3、攻撃力1」のカードを攻撃したとしましょう。

これなら攻撃力とHPが同数だから相手のカードを倒せますが、こちらのHPが1で相手の攻撃力が1なので味方のカードも死んでしまいます。せっかく攻撃しても結局相討ちしてしまう。

だったらヒーローを攻撃しておいて、次のターンで死んだ方がマシ……。こう説明しても分かりづらいですね。

悪い例
1.自分のターン
味方カードで敵カードを攻撃→相討ちでお互いのカード消滅

2.相手のターン
その場に新しいカードを出す

3.自分のターン
その場に新しいカードを出す

これじゃ完全に消耗戦ですよね……。

良い例
1.自分のターン
味方カードで敵ヒーローを攻撃

2.相手のターン
敵のカードが味方のカードを攻撃→相討ちでお互いのカード消滅

3.自分のターン
その場に新しいカードを出す

Hearthstone 1 011 どうでしょうか。

結局お互いのカードが相討ちして3ターン目は同じ行動になりますが、良い例では相手ヒーローにダメージを与えられていますよね。HPと攻撃力の差を考え、ヒーローに攻撃するかカードに攻撃するか、この見極めをしっかり行わないとなかなか勝てません。

……とまぁ淡々と基本ルールを紹介しましたが、次はもう少し踏み込んだ話をしましょう。

何がどう奥が深いの?

Hearthstone 1 012 「Hearthstone」は何がどんな風に奥深いのか。それを一例を挙げて紹介してみましょう。
例えばこの「挑発」という能力を持つカード。

これを場に出すと、相手はナイトブレードにしか攻撃出来なくなります。ざっくり言えば盾となってくれるカードですね。

Hearthstone 1 013 そしてスクリーンショットでは敵ヒーローのHPが9。
そして自分は攻撃力9のミニオンを場に出しています。

なんか相手側がミニオンをズラリと並べていてヤバい状況ですが、普通に考えれば攻撃力9のミニオンで敵ヒーローを攻撃すればそこで試合終了。自分の勝ちです。

しかしっ。
相手の場にナイトブレードが居るため、この状況ではナイトブレードしか攻撃出来ません。

するとどうなるか。

ナイトブレードを撃破するだけでターンが終了し、次の敵のターンでHPが5しかない味方ヒーローがフルボッコにされてジ・エンドです。

Hearthstone 1 014 もう一つ肝になるのが「突撃」の能力を持つカード。

これは場に出した瞬間から行動可能なので、厄介な能力を持つカードを一瞬で蹴散らす火消し役となります。

Hearthstone 1 015 他にも色々な能力を持つカードがありますが、「突撃」と「挑発」のカードがゲーム展開を大きく左右しますね。

特に「挑発」は絶対大事。とにかくヒーローに攻撃されまくったら速攻ジ・エンドですから、常に場に盾となるカードを並べておかないと勝ちは遠のきます。

Hearthstone 1 016 ちなみにこれはもはや死刑宣告を待つかのような絶望の図。
戦略間違えるとこんな悲劇が起こります。

手札も2枚しか無いし、ここまで来たらもう建て直せません……。

カードが持つ能力は多種多様

Hearthstone 1 017 デッキは30枚のカードで構成します。

という事でデッキに入れると良さ気なオススメのカードを紹介してみます。

Hearthstone 1 018 「ファイアーボール」というカードは超オススメ。
相手に6ダメージを与えられます。

終盤で手札にこれが複数あればヒーローに直接ぶつけて一発逆転も可能です。

Hearthstone 1 019 このカードは攻撃力は小さいけどHPが大きいので良い盾となってくれます。

Hearthstone 1 020 消費マナは3と比較的軽いながらもHP4で「挑発」持ち。

これもなるべくデッキに入れて盾にしたい所。

Hearthstone 1 021 こちらは消費マナ7ではありますが、攻撃力9のHP5。

マナが増える終盤戦に出す切り札として一枚くらいデッキに入れておけば安心出来ます。

Hearthstone 1 022 Hearthstone 1 023 「魔力の矢」は相手がカードをズラリと並べちゃった時に有効。

あと「動物変身」もなかなか強力。強力な敵カードをHPと攻撃力共に1のヒツジに変えられます。

ヒーローを攻めるか、ミニオンを攻めるか……?

Hearthstone 1 024 まぁ極端に言えばHPが高いキャラと「挑発」を持つキャラを盾にして高火力のミニオンとヒーローを守る事。

そして相手の場から危険なミニオンを排除したら敵ヒーローに直接攻撃、という戦い方が無難ではあります。

Hearthstone 1 025 でもこの見極めが本当に難しくてですね、たった1ターン出すカードや攻撃対象をミスっただけで一気にガガーっと叩きこまれて形勢逆転される可能性があるから気が抜けません。

長ったらしいチュートリアルでも結構苦戦しましたが、奥深いカードバトルが出来る事は間違いなく保証出来ます。

Hearthstone 1 026 Hearthstone 1 027 あと尺が足りなくて書けませんでしたが、もちろん全国のプレイヤーと戦えます。
新しいカードはパックを購入して獲得可能です。

ベストなデッキ構成を見つけるのはかなり大変だとは思いますが、またこのデッキ構成に悩むのが楽しいんですよね!

とにかく「Hearthstone」はTCGの醍醐味がぎゅっと詰まってます。オススメ!

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あとがき

久々にバトルネットのIDを引っ張りだした!


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[ミッドコア]から飛べます!

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平田 智也

ゲームレビューや脱出ゲームアプリのシナリオなどを執筆しています。 脱出ゲームのシナリオを3年間で約230本書いてみちゃったり、 1ヶ月にゲームレビューを50本以上書いちゃったりした経験を持つ道産子ライター。


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