スマホゲーっぽい要素がてんこ盛り!
ブレイジングオデッセイ
価格:無料
gumiよりリリースされたブレイジングオデッセイは、RPGらしい重厚なストーリーとやり込み要素が魅力のゲームです。
なんかスマホゲーにありそうな要素はとにかく全部突っ込みました! もちろん丁寧にゲームデザインしましたもちろんボリュームも満点! って感じのスタンダードな大作になっていて、言い換えれば良くも悪くも量産型ど安定ゲーとも言える出来です。
抜きん出ている魅力はやり込み要素だっ!
さて。ブレイジングオデッセイの話題に入る前に、ちょっくらスマホの大作RPGにありそうな内容を思いつくままに羅列してみましょうか。
・戦闘はポチポチでスピーディー
・キャラの育成は強化と覚醒が基本
・ファンタジーなストーリー
・アリーナや共闘バトル
・色々な種類のクエスト(曜日ダンジョン、サブクエストなど)
・素材を集めて装備品を強化!
まぁこんな所だと思うんですが、上記の要素は全部入ってます。
もう本当にですね、最初に言った通り良きにしろ悪きにしろあるべきシステムを全部突っ込んだようなRPGなんです。
ただ、ブレイジングオデッセイは他のゲームと比べてクエストの量が多く、イベントページを見てみてもイベントクエストが大量で、飽きさせない工夫はかなりされています。
戦闘は画面タップで攻撃、フリックでスキル発動をするだけ。
通常クエストは敵が弱いからオートでぶん回すだけでも余裕でサクッと終わります。
ちなみに戦闘メンバーはガチャで獲得して、四人編成のパーティを組む事になります。
ですので、基本的に戦闘をサクサクさっさと終わらせてかなりスピーディーに遊ぶ事が可能なんです。
なおかつクエストを筆頭に全体的にやり込み要素が多いゲームなんですが、一度のクエストをすぐに終わらせられるため、ストレスなく短時間で強化やら素材集めやらを楽しめるかなと思います。
あとインターフェイスが洗練されていて分かりやすい!
ここら辺はやっぱ大手デベロッパーなんで、画面の見せ方を分かってる感じがします。
個人的には戦闘含めてゲームをスピーディーに進められる事と、ストーリークエスト以外にも豊富なクエストが用意されているのが特に魅力に感じました。
もちろんインターフェイスも。
クエストはフィールドを画面タップで進んで敵に触れたら戦闘開始!
というシステムですが、フィールドは短いので長時間ウロウロするような事もあまり無いです。
ただストーリーは結構分厚くて文章量が多いです。
もうこってり古典的なRPGの物語と言った内容になっていて、結構筋道が通っており十分に楽しめる出来になっています。
ストーリーも楽しみたい人はもちろんじっくり読んでも良いんですが、ストーリーを重視せずさっさとクエストを進めたい人は、パパッと読み進めてサクサクプレイに徹するのもアリかも。
どういう人に向いたゲームなのか?
ライターとしては、ブレイジングオデッセイみたいなゲームはなかなか扱いに困るゲームです。とにかく「入れられるもんは何でも突っ込んどけ!」とばかりにお馴染みの要素が盛り沢山なので、色々と説明して書こうと思えば一万文字くらいのレビューは平気で書けます。
ただ、逆に言えば他のゲームとほぼ同じ要素ばっかりで独自性に欠けるため、500文字くらいでレビュー出来ちゃいそうな気もします。
そんなブレイジングオデッセイを表現するなら、テンプレ通りの大作を今回は丁寧に作り上げてきた作品、と言った感じ。
戦闘シーンはポチポチゲーとは言えエフェクトやカットインなど当然の演出も良いクオリティです。
特にクエストの量が多いから飽きないしやる事は尽きないし、戦闘のテンポの良さと洗練されたインターフェイスのおかげで、ストレス無くサクサクとやり込みを味わえます。
だから「ストーリーいらねぇ面倒くせぇ!」、「戦闘はポチポチでもオーケー!」、「とにかくキャラ育成やクエスト消化の作業が好き!」という人に向いたゲームかな、と思います。
育成面ではレベルを上げたら新しいスキルを覚えるとか覚醒させると能力が上がるとか、やりがいのある要素はしっかり網羅。
ドット絵グラフィックの見た目も良しと、面白さにしても見た目にしてもどれも水準以上に仕上げた大作感溢れるRPG。最近出たゲームと比較するならヴァルキリーコネクトにハマれる人ならドンピシャ。
通知票で表すとオール4みたいな特に欠点の無い優等生。
ガツン! と来る要素は無いけど確実に安牌なRPGです。
だからこそスマホゲーが大好きな人に「だけ」向いてるゲームだと思います!
ブレイジングオデッセイ
価格:無料
あとがき
グラフィック、UIの見た目は凄く綺麗な作品。まだ私は序盤だけど結構楽しいですよ!
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平田 智也
ゲームレビューや脱出ゲームアプリのシナリオなどを執筆しています。
脱出ゲームのシナリオを3年間で約230本書いてみちゃったり、
1ヶ月にゲームレビューを50本以上書いちゃったりした経験を持つ道産子ライター。
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