チョコバットスタジアム　レビュー　ホームランバトルをシンプルに。でもハマる!

ただひらすらホームランを狙え!

チョコバットスタジアム〜ホームラン王への道〜 カテゴリ: ゲーム
価格: 無料

駄菓子のホームラン王、チョコバットがiOSゲームなった!

ゲーム自体は、Com2uSのホームランバトルと似たタイプの、ひたすらホームランを打つだけのゲーム。のっけから、「おい、チョコバット持って打席に立たないのかよ!」というツッコミのもと、いざプレイボール!!

ミートポイントをタップするだけ!

ホームランバトルでは、iPhoneを傾けてジャイロ機能で打つ際のミートポイントを調整しますが、このチョコバットスタジアムでは単に飛んでくるボールの位置に合わせてタップするだけ。


個人的にはジャイロでの位置合わせって、面白いよりもやりづらいというか爽快感がないというか、感覚的に微調整しずらい操作方法なので、チョコバットスタジアムのようにタップするだけの方が合っていると思います。

ホームランバトルのアーケードモードでは、空振りかファウルで1OUT、10OUTでゲームオーバーなので、ヒットかホームランを打ち続ければその間ずっと得点が加算される仕様でした。

しかしこのチョコバットスタジアムでは、キャラ育成要素が入ったために1プレイは10球とバッティングセンターと同じ仕組になりました。
つまり、何を打っても10球で1ゲームが終わると。

まずは豪快に空振りw

ボールが飛んでくる位置とタイミングが合わないとこういう情けないカッコに。

ジャストミートでカットインw

いい感じのバカ絵テイスト(と言うかオリジナルテイストw)でカットインが入ります。
カットインがなくともホームランも出ますし、カットイン自体2段階で更にチョコバットが現れるカットインもありますが、一瞬過ぎてスクリーンショット無理w

レベルは4つ

初級、中級、上級、超級の4タイプから選べます。

当然、難しいレベルの方が難しい投球をされ、ヒットやホームラン時の入手経験値が大きくなっています。

ただ、実際は上級、超級はピッチャーが結構ムチャクチャな投球をしてきます。なんつか、バッティングセンターでクソボール投げられて憤りを覚えるのと同じですが、見送れば全球ストライク判定という理不尽が待っていますw

経験値を稼ぐなら中級あたりでHRを量産する方が早い気がしますね。

使えるキャラは3人

■チョコバットくん
右打ちキャラのイラストが何故かキャッチャー側アングルで振り向き目線w

■ミニチョコバットくん

■エースバットくん
何故「チョコバットエースくん」にしなかったのか。商品名なのに! まあ文字数だなw
しかもプロフィールに右投げ右打ちと書いておきながら何故に左投げのイラストなのか!!(^_^;)

キャラは3人いるけれど、初期ステータスが若干違うだけ。
2−3回プレイすればそれで得られた経験値であっという間に補正できるので、実質どのキャラを使っても同じになっている点は残念な点。

まあ、商品広告のためのミニゲームレベルなので、あまり望むのも酷だとは思うけど。

キャラを育てるのだ!

ミニゲームだけど、しっかり育成要素があります!


チョコバットくんの最初のステータスはオール100。
そこそこプレイしてここまで上げてみたんだけど、何というか全然実感できない(笑)

パワーを56上げたら最大飛距離が126Mから127Mに伸びた気がする(爆)

ミート上げたら上級、超級のクソボールも当てやすくなるんだろうと思って上げてみたが全く変わらず!
と言うか、どこまで上げられるか全然分からず、1プレイで10近く上げられることもあり、もっと上げれば効果が出てくるのかも知れない!

スタミナって何だよw　10球ごときでバテるんじゃねえ!と思うけど、後半スタミナ補正かかっているのか謎。

つか、ステータス自体に意味があるのか分からない状態だったりするけど、なんかまあチョコバットくん見てたら許せるから無問題。
ひたすら打ってステータスを上げるのだ!!

個人成績、肝心のHR数がバグっとるw

HRってHRの累積本数だと思うんだけど、13…ってw
打率の表記も0.44っての違和感なんだよなあ。如何にもプログラム上で計算したまま表示したよ感ありあり。打率って.441とか0.441みたいに第3位まで表示するのが普通だし。

細かいところなんだけど、打球軌道の単調さも含め、企画者、開発者、デザイナーともにあまり野球に詳しくない人が作ってるのかなあと思ったり。

ちょっとした打球の軌道とか、投手の投球軌道とか、イラストとか細かい点でもこだわることでいいものに化けると思います。特に繰り返して遊ぶ系は、ミニゲームなりに工数のかからない部分で細部まで意識してしっかり作るってのは大事だと思うんですよね。

特に成績表示部分やイラストなんて別に新たな工数がかかるわけでもなし。

この辺が受託のやっつけ仕事か、ツクリテの愛ある仕事かの分かれ目。
キャラモノだからこそこだわって欲しかったなあと。

と、ちょっと難グセ的発言してしまったけど、綺麗に打てた時の爽快感はあるし、何度もやってしまうあたり、良くできたゲームだと思います。

せっかくなのでチョコバット公式サイトもみてみたよ

■三立製菓チョコバットシリーズ 公式サイト


なんと1964年誕生!　50周年近し!!


チョコバットそのままで、当たりの商品がグレードアップ!　しかもそれが何故かオリジナルノートというどこから突っ込んでいいのか今となっては不思議な商品。

このデジタルの世にオリジナルノートって今でも貰えるのかしら。大人買いしたいが、何となく当たる気がしないのも事実w

しかもいずれも秋冬商品だったのか!!
実家の近所にある駄菓子屋では年中売ってた気が…

というわけで、チョコバットオススメ!!

違った、チョコバットスタジアム オススメ!!