リバーシクエスト レビュー リバーシxRPGxボードゲーム なんでこんな面白いゲーム気づかなかったのだ！

リバーシを使った独自ルールが素晴らしすぎる！

リバーシクエストってどんなゲーム？

リバーシ(オセロ)をベースとしたSLGで戦闘を戦い、スゴロクでステージを進めていくRPGです。

タクティクスオウガのような重厚なストーリー、ユニットや装備のLvUP、強いユニットでのパーティ編成といったRPG要素と、リバーシを使った絶妙なバトルルールでグイグイ引きこまれていきます。

ゲーム好きには一度は試して貰いたい素晴らしい作品です！！

まずはチュートリアルで独特のルールに慣れよう

チュートリアルはしっかり作ってあって、ひと通りやれば理解できるようになっているので、きちんと理解しながらやりませう。

ワールドマップ内に進度に合わせて拠点が出ます。
この拠点はそれぞれ割と大きめのスゴロク(ボードゲーム)になっていて、まずはダイスを振って進んでいきます。

各マスは最初は全て「？」ですが、止まったマスはオープンされます。
この場合は敵のマスで、倒すと装備品の「アクス」が入手できることを表しています。

戦闘はリバーシです。
自軍は白で敵が黒です。

ユニットには、赤(攻撃)、黄(MP貯め)、緑(回復)と３種あって、同じ色で相手のコマ(黒)を挟むとその効果が出ます。

例えば、
赤[白]　緑[黒]　黄[黒]
このようにコマが並んでいて、次のプレイヤー手番で一番右に赤ユニットを置くと、
赤[白]　緑[黒]　黄[黒]　赤[白]　となり、
赤[白]　緑[白]　黄[白]　赤[白]　というように白に反転できますよね。

この時、黒ユニット２体分を赤ユニットで挟んだので、敵に2ユニット分の攻撃を与えるという仕組みです。
黄で挟んだ場合は、攻撃しない代わりに自分にMPがたまります。
緑は自身のHPが回復します。

つまり、一度にたくさんのコマをリバースさせるとそれだけ一気にダメージを与えたり、HPを回復できるわけです。

リバーシ同様、如何に端を取れるかが肝です。

まだ黄色ユニットが出ていないので、赤と緑だけでやりやすいですね。

ちなみに、同じ色で挟めなかった場合は、単にユニットがリバースするだけで何も起こりません。

敵のHPをゼロにすれば勝ちですが、全マス埋まっても決着が付かない場合は、
・取得ユニット数(白の数、黒の数)
・残HP
の２つで判定に持ち込まれます。

なので、HPでは死にかけでも引き分けに持ち込めれば、白のユニットが多ければ逆転勝ちもあって凄くいいバランスになっています。
こうやって各バトルではリバーシルールで勝ち抜いていきます。

で、またスゴロク面でダイス振って先に進む・・でゲームを進めていきます。

トループセットを使い分けろ！

トループセットとはパーティみたいなものですが、ユニット、武器・防具、魔法の戦闘セットのことを指します。

各ステージの敵編成に合わせて、赤重視、黄(魔法)重視、武器や防具の選択、装備魔法の選択などをいくつかのパターンで作っておくことができるわけです。

黄色ユニット(マナティカー)を入手すると、３色で段々とハードになっていきます。

リバーシとして、相手を挟みながら端を狙うとともに、手持ちのユニットの何色を置くか、一気に赤で敵HPを削るのか、黄でマナを貯めて魔法で一気にいくのか、緑でHPを回復するのかまで考えねばなりません。

各ユニットは先のステージで敵を倒していくと、次第にLvupしていきます。
赤のアタッカーがLv2になると、コストが上がる分攻撃が2倍になります。
Lv1の赤で敵を2体挟むと、Lv1x2体で2ダメージになりますが、Lv2の赤だとLv2x2体で計4のダメージを与えることができます。

これは、MP貯めやHP回復も同じです。

なので、先のステージで勝つには、自身のLvを上げてHPとコストを上げ、各ユニットのLvで高いものをトループセットに入れていかねばなりません。

ステージは何度でも挑戦可能

チュートリアルを終えると次の拠点が現れ、ストーリーが進みます。
が、敵も一気に強くなり、３色全て使えるロードのような個性的なユニットも出てきます。

ストーリーは重厚なファンタジーで、ファイアーエムブレムやタクティクスオウガが好きな人にはタマラナイと思いますよ！

一度クリアしたステージは何度でもチャレンジ可能です。
HPは時間で回復しますが、ゲーム内マネーでポーションを買えるので少しはそれが使えます。
もちろん課金導線はポーションなので、課金すればバンバンプレイできます。

逆にガチャというシステムがないのが潔くていいです！

自軍を強くするには、敵を倒して自身のLvを上げ、武器と防具とユニットをしっかり入手していくことが必要です。
スゴロクでは後戻りできないので、何度もプレイすることで少しづつ埋めていくことができます。

課金で決め打ちダイスが買える

ポーションと別の課金導線が、狙いの目が出せるダイスや8面、10面といった多面体ダイスの使用権です。
狙いの目を出せるダイスを使えば、各ステージの「？」を埋めることができますね。

ということで、かなりしっかり作ってあるゲームで、まだまだ細かい仕様は全部書ききれないのですが、とにかくよくできています。

レビュー依頼いただいてプレイしてびっくりしました。
なんでこんな良いゲーム、プレイしてなかったんだろう・・・

まだ序盤なので、後半どうなるかは分からないのですが、とにかくリバーシ部分が面白い！
ストーリーも個人的には大好物系！

驚くべきことに、デベロッパーはインディーズ系ゲーム制作集団の「Yokogosystems」で、まだこれが初作品なのかな？
Android版は3月に出ていたそうですが、全然チェックできてなかった…

このようにレビュー依頼をいただくことで初めて知るゲームも多く、まだまだ全部見きれてない点を反省しきりです。
が、Axel Gamesをやってて良かった！と思うのは、こんな風にレビュー依頼から素晴らしい作品に出会えるっつう点ですね。

是非この「リバーシクエスト」、プレイしてみてください！

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