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サーガ・オブ・ファンタズマ レビュー 一体何億円かけたの?いろんな意味で驚きの作品だ!


超高級素材をソシャゲ屋が料理するとこうなる!

DropShadow ~ sof01th  mini
サーガ・オブ・ファンタズマ
価格:無料
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サーガ・オブ・ファンタズマってどんなゲーム?

ファイナルファンタジーのような世界観、見た目で繰り広げられるRPG的なソーシャルゲーム。

ポチポチ探索に3D戦闘、そして据え置き並クオリティのグラフィック&ムービー。
ストーリーや世界観が非常に凝っているので、王道系ファンタジーが好きな方は引き込まれるかも。

ある程度無料で遊べるものの、非課金で得られるカードはゴミばかり。
よって、最後までストーリーを楽しむならある程度の課金は必要だと思います…

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いきなり3D&ムービーでド肝を抜かれるぞ

DropShadow ~ sof02th  mini 主人公は突如夢のような世界からワケも分からずスタート。

DropShadow ~ sof03th  mini ヒロイン的謎の少女登場。
この辺、いきなり圧倒的なムービーでスマホゲームもここまで来たかと思わせます。

まあ、この手の美麗ムービー系が出る度に「ここまでキタ」とか言ってる気もしなくもないですがw

DropShadow ~ sof04th  mini フィールドでは2D絵がアニメ調で描かれます。

探索はGREE安定のポチポチ

DropShadow ~ sof05th  mini まさにメタルギア ソーシャル・オプスと同じ方式。
ポチポチするだけなんだけど、その度に3Dグラフィックで主人公が歩いたり走ったりジャンプしたりします。

1回見たらもう十分だけど、各ステージ毎に10パターンくらいあってその作り込み感が凄い!
でも何と言うか、才能と素材の無駄遣いな気が…

探索には、メインストーリーとフリーがあって、メインで敵に勝てなくなったらガチャかフリー探索をしてカードを強化していく流れですね。

ガイストチャージシステムだとっ!!

ソシャゲなので最初に1回ガチャを回すのが常識ですよね。

DropShadow ~ sof07th  mini ガイスト・チャージ・システム
通称”ガチャシステム”準備完了っぴ!

だってw

DropShadow ~ sof08th  mini そのガイスト・チャージ・システムから出たのは☆3のR。

ちなみに延べ5時間くらいプレイして、2章まで終わっても非課金だと入手できたR以上はこの最初のRとプラス1回回せるガチャ1回分だけ。
今はオープニングキャンペーンで2章終了で更にRを1枚貰えるものの、それ以外にR以上は貰えなかったです。

DropShadow ~ sof10th  mini ノーマルガチャで入手できるRはたったの1枚で確率は0.24%…

びっくりするくらいツマラナイ戦闘が苦行だったり

DropShadow ~ sof06th  mini 戦闘も3Dです。
手持ちのカードを最大12枚をデッキに入れ、そのカードを1枚づつ上にスワイプして戦います。

各カードには「攻撃カード」「防御カード」「魔法カード」「支援カード」「回復カード」など種別があり、またそれぞれウェイト回数があるので、同じカードを連続で使用することはできません。
※弱いカードはウェイトゼロなので毎ターン使用することができます。

DropShadow ~ sof09th  mini デッキは4枚x3列で計12枚をセットできます。
ただ、隊列とかそういう複雑な仕様は一切なく、12枚の合計で主人公の精霊力(攻撃力)やHPが決まります。

また、スキルが発動するのは最前列の4枚だけなので、使えるスキルを持ったカードは最前列にセットします。

攻撃は「攻撃」カードか「魔法」カードで行います。
カードを出すとその力を借りて主人公が攻撃するという仕組みです。

DropShadow ~ sof11th  mini 「防御」カードは敵の攻撃を軽減してくれます。

敵全体に1ターンだけ有効なので、強敵の攻撃や敵全体のターン数を1に合わせて使うと効果的です。

DropShadow ~ sof12th  mini 支援系はいくつかあるようですが、最初に貰えるのはスロウ。
敵1体を2ターン分ターン数を増加させます。

ウェイト時間が長すぎる割に大して使えませんが、恐らく課金でスロウ系の上位カードがあるんでしょうね。
つまり、敵の攻撃ターンや大攻撃を見極め、防御や支援でかわしながら攻撃や魔法で攻撃していくというバトル仕様です。

ただ、これが無性にツマラナイんですね。

中盤からは結局強いカードがないと戦略うんぬん以前にダメージ量が桁違いですし、使うカードもせいぜい5−6枚をループするだけなので、大した戦略もありません。
後半にもっと様々な種別のカードが出てきて、カードを出す順で戦闘結果が変わる可能性はあります。

が、5時間近くプレイしても全く深くならない仕様で、ただただもっさり、エンカウントの度に出るアニメをスキップできないなど、素人が作ったの?と思う部分も多々あって、この戦闘を評価する人いるの?と思うくらいです。
もう、敵が3体出てきた時点でうんざりw

AE攻撃ないとやってられないけど、あるんでしょうかね・・・

召喚っぽいトランスシステムで大ダメージを

DropShadow ~ sof14th  mini 主人公には特殊な能力があって、強大な精霊を憑依させることができます。

戦闘でダメージを食らうとトランスゲージが溜まっていくので、右下のトランスボタンが光ったら使用可能です。

DropShadow ~ sof13th  mini こんな感じでFFの召喚獣のように美麗なムービーが!

しかし、毎回このムービーを見せられます。
未だにムービースキップを付けないとか理解に苦しみます・・・

合成、進化は割と廃人仕様

DropShadow ~ sof17th  mini 戦闘の結果がSSで3枚、Sで2枚、Aで1枚カードが貰えます。
まあ、基本的にNのゴミしか出てきませんが、ダブったカードは自動で合成されます。

これはオルトプラスのバハムートブレイブと同じです。

DropShadow ~ sof15th  mini 各カードは3段階、4段階で進化します。
進化というとややこしいですが、いわゆる強化のことです。

各段階でMAXまでレベルを上げ、さらに同一カードで進化でき、進化レベルが1段階上がります。

DropShadow ~ sof16th  mini HPや精霊力(攻撃力)は上がりますが、カードイラストは変化しません。
左上のランプが1つ光るだけです。

で、進化度をMAXにした上で、さらに覚醒用の素材カードで覚醒強化するとカードのレアリティが上がります。
この時にカードイラストも変化するようです。

NやN+ならまだしも、RやSRの強化や覚醒なんかは地獄ですなw
要はレアリティを上げる覚醒進化のために、同一カードが3枚4枚必要ということですから・・・

カードハントイベントは100%か1%という極端仕様

探索中にたまにカードハントが発生し、3枚のカードから1枚選んで抽選に当たればそのカードが貰えるという仕組みがあります。

DropShadow ~ sof24th  mini 課金でしか入手できないRカードの場合、無料ハントは1%w
コインで確実にゲットするには300コインなので、ガチャ1回分と同じ価格です。

で、Nのゴミカードの場合はハント率100%w
非課金なら全く面白くないというか、時間の無駄でしかないイベントになってます…

これぞGREE! β版だけどガイアスチャージは万全!

DropShadow ~ sof18th  mini
DropShadow ~ sof22th  mini まずはソシャゲのお約束、パックガチャ。
ワンセット300枚で、SRは2枚。R+が49枚、Rが249枚。。。

相変わらずですな。

DropShadow ~ sof20th  mini
DropShadow ~ sof21th  mini ガチャをする度にゲージが貯まって、MAXになると30分間マックスガチャになるという凶悪システム。
このマックスガチャでしか入手できない限定レアがあるという課金まみれの仕様です。

ちなみに、5連ガチャで貯まるゲージが11%、1回のみが1%なので、5連ガチャを9回、通常を1回でようやく100%ですな。この辺の数字の使い方がさすが頭のいい業界という感じですw

マックスガチャは30分ですが、その間もタダで回せるわけじゃないですよ。
SR2枚欲しければパックガチャを300枚分引けばいいので、1枚約300円だから8万〜9万円ですなw

DropShadow ~ sof23th  mini さらにデイリーでもパックガチャがあります。
以上のように、β版と言いながらガチャ周りは異常なほど充実しています。

N及びN+と、R、さらにR+、SRとレアリティが上がると戦闘力の違いが相当出る仕様です。
なので、非課金でも最後までいけるとのことですが、それは現実的なレベルの話ではないような気がします。

普通にストーリーだけやってれば恐らく2章のボスで勝てなくなります。

そこからある程度寄り道して、最初の貰ったRを2枚強化してようやくクリアできる感じで、その次の3章のボスはさらに厳しいバランスになっています。
しかも、テクニックうんぬんではないので、とにかく強いカードを入手するしかありません。

なので、ある程度普通にストーリーを追いたければそこそこ課金しないとダメだと思います。

スマホでこの手の豪華ポチポチは成功するか?

以前ファミ通で掲載されたインタビューになかなか面白いことが載っています。
土田イズム全開! 『サーガ・オブ・ファンタズマ』にグリーの本気を見た

バトルシステムに関して

かなり入っていますよ(笑)。土田のゲーム性に期待されているユーザーの皆様にとっては、今回ドンピシャのバトルになっているんじゃないかと思いますね。

あちゃー。
個人的に全く合わないと言うか、ゲームを作ってた人の考える仕様とは思えませんでした。

大変失礼な言い方ですが、重いという最大の問題を脇に置いたとしてもあまり見るべきところのないシステムだと思います。

DropShadow ~ sof25th  mini※3体出てくると面倒過ぎてテンション下がりまくる。
テンポが悪すぎるんですよね…


あとは、くり返しの作業プレイになったときの精神的な負荷を避けるように設計を心がけましたね。

ここも全く理解不可能です。

確かに一度戦ったことのある敵に遭遇すると、たまに3D画面にならず戦闘を結果だけに飛ばすことができます。
しかし、先にも書いたように、エンカウントのアニメ、トランスのアニメ、攻撃アニメなどスキップ機能すらなく、かつローディングの回数が異常に多くて、精神的負担の軽減を心がけててこれでは・・

プレイヤーのストレスを無視して、ツクリテのエゴ全快とかスマホゲームではもう無理でしょう。

絶対にやってはいけないことのひとつに、“ソーシャルゲームでは終わりを作ってはいけない”というものがあるんですが、本作にはいわゆる物語の終わり・・・…エンディングがあります。

ここだけは凄くチャレンジだと思います。
また、個人的には好きな系統のストーリなので、先を見たいなとも思います。

DropShadow ~ sof26th  mini ただ、先に書いたようにゲームバランスがまさにGREE脳なので、エンディングまで見ようと思ったらそれなりに課金が必要です。

非課金でもフリークエストをひたすら回ってればクリアできる可能性もありますが、寄り道多すぎて多分その間にストーリーを忘れますw
まあ、ソシャゲでかつGREEである以上、予想されたバランスですが、そもそもGREE脳の方々にエンドのあるストーリー系ソシャゲは無理じゃないでしょうか。

DropShadow ~ sof28th  mini ※ドロンボー一味のような怪盗ロワイヤルではなく怪盗☆ロイヤル団w

 『サーガ・オブ・ファンタズマ』は、スマートフォンやソーシャルゲームでは異例の開発スタッフ100名超えという大型プロジェクトになります。

そして一番驚いたのは100人以上のスタッフが関わったという点。

そもそも、以前GREEから出たメタルギア ソーシャル・オプスの3Dグラフィックに驚いて、恐らく開発費は1億では無理じゃ?と思っていたのですが、このサーガ・オブ・ファンタズマはその倍以上の工数がかかっているのは容易に想像できます。

仮に1人45万平均(管理費とか含んで)とすれば100人で月に4500万。
1年で5億4000万。まあ、100人がフルで稼働するのは一定期間だけでしょうし、単純に半分としても3億弱。
構想半年部分の工数も入れるとやはり3億、4億かかってそうなんですがどうなんでしょ。

そして面白いのは構想時期が今から1年半前なら、まさにパズドラが出た2012年2月3月というタイミングだということ。

セガがチェインクロニクルを開発し始め、Alim(gumi)がブレイブフロンティアを開発スタートしたのも大体同じような時期でしょう。

DropShadow ~ sof90th  miniチュートリアル突破率は90%! ついに登場したスマホ専用RPGチェインクロニクルは、意外にも10数人の少数チームで作っていた!

チェインクロニクルが12〜3人での開発ってのには驚きました。
ただ1年半かかってるので開発費は1億超えるでしょうし、ブレイブフロンティアも1億以上の開発費でしょう。

奇しくもパズドラのヒットが見えてきた段階で開発がスタートし、1億以上の予算と1年〜1年半の時間をかけてこの夏に出てきたのが、「ブレイブフロンティア」「チェインクロニクル」「サーガ・オブ・ファンタズマ」ということになります。

もしかしたら「テトリスモンスター」も同じ工数帯かもしれませんね。

先の2つが脱ブラウザ、脱ソーシャルでよりゲーム、RPGに近づけてきたのに対し、このサーガ・オブ・ファンタズマは徹底的にグリーイズムを踏襲し、ポチポチをリッチ化し、ソーシャルゲームにしています。

そういう意味で私はこのサーガ・オブ・ファンタズマがどれだけユーザーに受け入れられるか凄く注目しています。

結果が出てから「でしょ?」と言っても意味ないので予めここで書いておくと、私はこれは「売れない」と思っています。
スマホのネイティブでは売れない(ヒットが難しい)路線ですし、新作とは言えもういい加減ポチポチカードバトルでは厳しいでしょう。

特に、ゲームファンに歩み寄ったリッチ系ポチポチは誰に向けているのか謎状態で、コストの割にユーザーに見透かされると思います。。
ちょこっと売れたとしても数億円のコストを回収できるんでしょうか…

DropShadow ~ sof27th  mini※縦持ち前提なのでムービーがやたら小さいのがもったいない。
ただ序盤からかなりのムービーが入っていて、気合の入り方は凄い。
追記:ムービーは横持ちにしたら適切なサイズで見れるとのコメントいただきました。ありがとうございます。


まあこの辺はまた話題が逸れますので別機会に書きたいと思いますが、ゲーム好き層が喜ぶような路線で、でもポチポチかつモバグリ課金という水に油を注ぐかのようなタイトルは結構難しいと思うんですね。

1年〜1年半という大体同じ時間を使って同時期に出てきたこの3タイトルがどうユーザーに受け入れられるか非常に興味深いです。

少なくとも、ブレフロとチェイクロは業界とユーザー双方に大きな驚きを与え、セールスも初速から大ヒットしました。
サーガ・オブ・ファンタズマは中途半端にβ版という予防線で配信を開始し、まだプロモーションはほとんどかけていないとは言え全然盛り上がってませんね。
ブレフロやチェイクロはユーザー口コミで一気に広まっているのとは対照的です。

広告系の提灯記事以外でこの作品を褒めている記事ってほとんどないんじゃないでしょうか。

ファイナルファンタジーアートニクスでも同じような作戦を取って、正式配信後にTVCMを大量投下して一気にプロモーションしましたし、GREEが本気でプロモーションしたらこんな駄作でもヒットするかも知れません。

しかし、ゲーム好きからしたらもったいない作品だと思います。
この素材でもっときちんとしたRPG作ればいいのに。


サーガ・オブ・ファンタズマ
価格:無料
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Axel Games運営者兼ライターの熊谷です。 スマホゲームに特化して遊びまくっています。 なお、現在Axel Gamesではライターさん募集していますので、もし興味ある方いらっしゃいましたらメール下さい!(axelgames00[@]gmail.com)


4 Thoughts on “サーガ・オブ・ファンタズマ レビュー 一体何億円かけたの?いろんな意味で驚きの作品だ!

  1. 774 on 2013/08/25 at 23:41 said:

    ムービーは横持ちにすればフルでみれるよ

  2. axelgames on 2013/08/25 at 23:43 said:

    あ、そうなんですね!
    ありがとうございます。これから追記修正します。

  3. 通りすがり on 2013/08/26 at 00:46 said:

    記事中にあるブレイブフロンティアを開発「Aiming(gumi)」は、正しくは「Alim」ですかね?

  4. axelgames on 2013/08/26 at 01:24 said:

    すいません。
    完全にミスタイプしてました・・・

    ご指摘ありがとうございます!
    修正します。

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