FF4,FF5時代のテイストで描かれるソシャゲFF
FINAL FANTASY LEGENDS 時空ノ水晶
価格:無料
FINAL FANTASY LEGENDS 時空ノ水晶ってどんなゲーム?
ストーリー重視のスマホ専用ソシャゲ版ファイナルファンタジーです。幻獣界や時空の狭間と言った世界観、召喚獣やアイテム名、見た目などから一番近いのはFF4、FF4 TheAfterYears辺りで、FF4,5,6が好きな人ならグイグイ惹き込まれるハズ!
ただしガチャありきの完全ソシャゲタイプなので、買い切り版のようなゲーム性を期待すると肩透かしを喰らうかも・・
チュートリアルはいきなり物語の佳境!
いわゆるエンディング間近なラスボス前のようなシチュエーションで物語は始まります。というか、トゥモロとリーグの雰囲気、コレどう見てもガンダムなんですけどw
完全に連邦軍カラー・・
バトルは各キャラ4つ装備できる「幻石」によるスキルとノーマル攻撃で戦います。
画面左端にあるのがお馴染みのATBゲージで、敵味方合わせて速い順にアイコンが並びます。
この「FINAL FANTASY LEGENDS」では、一撃ないし味方の連続コンボで仕留めない限りボーナスが減っていく仕様なので、このATBゲージで戦闘順を常に確認して戦います。
戦闘で攻撃やヒールなど行動を重ねると、各キャラ毎に3つの緑アイコンが点灯していきます。
この緑アイコンが貯まると、幻石に秘められた召喚獣を召喚することができます。
4つの幻石アイコンを半回転させるとスキル攻撃から召喚モードに切り替わります。
強い召喚獣だと3つの緑アイコンが必要ですが、弱いものなら1個でも召喚できます。
このように幻石には、スキルと召喚獣の2つの効果を持っており、さらにHP,MP,攻撃,防御といったステータスも司ります。
各キャラにはレベルの概念がなく、幻石を強化、進化させてより強い幻石を装備することでパワーアップさせていくことになります。
召喚獣はFF4,5,6でお馴染みのものが数多く出てきます。
グラフィック、BGM、バトル演出はスマホ版FFの中でも最高峰なので、初見時はワクワクしますね!
もう一つ、バトルでは重要な仕様があります。
画面左上に置かれたバトルスコアゲージで、これはプレイヤー側の各キャラがアクションを起こす度に1個減ります。
また、敵を倒したり連続キルでCHAINを出すと1個ないし2個増えます。
例えば、トゥモロが攻撃(-1)→敵反撃(-1)→リーグが攻撃→敵撃破(+1)という流れになった場合、結果的にはゲージが1個減ることになります。
一方で、トゥモロが一撃で倒した場合は敵撃破(+1)のみなので1個増えることになります。
また敵に攻撃させずに連続キルできるとその度に2個出てくるので、プレイヤー側のステータスが上のクエストならばどんどん貯まることになります。
左上にCHAINが出ている時は、CHAINボーナスが繋がっているので敵の攻撃がくるまでに仕留められたら2個ゲージが伸びることになります。この例では敵の攻撃までにトゥモロとエモが1回づつしか攻撃できないので仕留められませんが、ゲームが進むとヘイストやスロウ等でATBゲージを調整して繋げることも可能になります。
バトルスコアゲージを貯めると、最大「4」まで数字が伸びます。
これはクエストクリア後に開ける宝箱の個数を表しています。
このように8個の宝箱から、バトルスコアに応じた個数分開くことができます。
また、クエストアイテムがある場合は別抽選になり、ハイスコアを取った場合は1個だけ中身がボーナスアイテムに変更されるようです。
さらに、廃課金システムとして課金石を使えば全て獲得することが可能です。
序盤はゴミしか入っていませんが、中盤以降欲しい幻石が見えている場合などは課金石で確実にゲットすることが可能です。
このようにバトルはATBゲージがあれど、プレイヤーがコマンドを使わない限り止まっているので、オーソドックスなコマンドタイプのRPGと言えます。
ガチャで強力な幻石を入手し、それを強化、進化させていくスマホテンプレートな内容になっています。
残念ながら完全に幻石依存で、それなりに敵が強いバランスなのでただポチポチしてるだけだとすぐクエスト失敗するくらいの歯ごたえはあります。ただ、無課金で入手できる課金石でそこそこの幻石を入手できないと、早い段階で苦戦して面倒なだけになる危険があります。
レベルアップとランクアップで強化せよ
いわゆる「強化」が「レベルアップ」、「進化」が「ランクアップ」と呼ばれます。レベルMAXにした上で進化素材を集めると「ランクアップ」で上位幻石へと進化させられます。
「xxxのしっぽ」が経験値素材です。
「風のしっぽ」「光のしっぽ」など属性のついたしっぽは同一属性でボーナスがつきます。
また、武器、防具、アクセサリもレベルアップ素材にできます。
序盤はHPが少なく、エモやリーグがすぐ瀕死になるので、★2あたりの幻石でもLv10くらいまではレベルアップさせた方が良さそうです。
周回要素のCPを集めて各キャラのエピソードをアンロックだ
各レベル帯で周回要素のクエストが発生します。この周回クエストの目的は「CP」を貯めること。
このCPがないと入れないクエストがあるためです。
「時空の聖域」にあるクエストをプレイするのにCPが必要になります。
記憶水晶を入手すると、各キャラクターのエピソードをプレイでき、その後該当キャラのステータスが上がるなどボーナスがあります。
なので、プレイヤーレベルを上げつつ周回クエストでCPを貯めてこの記憶水晶クエストを消化していきましょう。
記憶水晶をゲット出来たら「時の狭間」エリアにある「記憶の間」に進みます。
各キャラに沿ったショートストーリーが出てきて、
このように該当キャラが成長します。
CP貯めるのがかなり面倒ですが、プレイヤーキャラが成長すればAUTOで回していけるので、テレビ見ながらとかAUTO回しするといいかも。
さらにもう一つ、「バブイルの塔」という周回要素もあります。
ここも入るのにCPが必要で、さらに上位クエストはCP以外に鍵が必要になります。
このバブイルの塔で得られる通貨を使って、強力な武器を入手することができます。
クォリティは高いが現状ではコンテンツ不足
ストーリーはしっかりしていてFF好きならグイグイ引っ張られますし、UIも秀逸なので非常にクォリティの高いスマホ版ファイナルファンタジーだと思います。ただ、一方でストーリー部分があっという間に終わってしまい、リリース時点では周回要素でのごまかし感が強いのも事実。
周回コンテンツを周回するためのCPを集めるのに周回する・・という、周回作業の階層化がちょっとやり過ぎ感あります。
バトル自体は難易度的にキツ目と言うか、ガチャで★4以上を1,2体引けないと厳しいバランスになっているので、適正レベルの周回ですら割と面倒なんですよね。あまり楽しいと感じない・・
幻石によるスキル&召喚も、必要なMPの割に威力が低く(多分強化仕切ったら使えると思う)、結果的に序盤中盤はアタックばかりで回す・・と言ったツマラナイ戦闘になりがちです。
★4以上の幻石でも大して使わない割に消費MPが40とか50みたいなものは使いづらいままですし・・
ただ、シナリオの見せ方、UIの秀逸さ、全体的なクオリティはここ最近のスマホゲームでも突出するレベルでさすがのFFクオリティだと言えます。
今後、本編のメインストーリーが追加されて世界に厚みが増せば、大きくヒットするタイトルになりそうですね。
本音としてはこの世界観とグラフィックのまま、FF4 TheAfterYearsのような形にして欲しかったんですが・・
FINAL FANTASY LEGENDS 時空ノ水晶 プレイ動画
FINAL FANTASY LEGENDS 時空ノ水晶
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あとがき
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@J_Kumagai
Axel Games運営者兼ライターの熊谷です。
スマホゲームに特化して遊びまくっています。
なお、現在Axel Gamesではライターさん募集していますので、もし興味ある方いらっしゃいましたらメール下さい!(axelgames00[@]gmail.com)
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