ポポロコ レビュー 手に汗握るスピード勝負のリンクパネルアクション！

一筆書きのようにパネルを繋いで汽車を走らせろ！

ポポロコってどんなゲーム？

同色のパネルを一筆書きのように繋げていくだけのシンプルアクションパズルです！

襲い来るモンスターに捕まらないよう、パネルを繋いで汽車を走らせて逃げ切ろう。
大忙しのリンクアクションが何故か心地いいアクションゲームとなっていますよ！

ルールが簡単！ 同色を繋ぐだけ！

ゲームが始まると、最初にパネルを消した時点で汽車が走りだし、同時にモンスター(タコ？)が襲ってきます。
襲ってくると言うより、パネルを繋がないと汽車の速度が落ちてモンスターに喰われるというような感じです。

で、パネルを繋ぐ際は上のスクショのように上下左右に加えて斜めもOKとなります。
この例だと8連鎖ですね。

しばらくパネルを繋いで走っていると、アイテムとして電車のホームアイコンが出てきます。

これをタップすると駅が現れます。

こんな感じで駅に止まるとレベルクリア。

駅に止まっている間は小休止となって一息付けます。この間、モンスターには襲われません。
しかしすぐ次のレベルになって再スタートです。

アイテムをうまく使おう

ランダムなのか出現条件があるのかはちょっとわからないのですが、たまに出てくるアイテムをうまく使うことが重要です。

ライフを回復したり、スコアが増えるもの、パネルを3色で固めるもの、全パネル1色にしてしまうものなど様々な種類があります。

特に重要なのがこの青や黄の★が入ったパネルです。

これをタップするとアイテムを除いた全パネルが1色になります。

こんな感じでリンクし放題になります！

一気にスコアが伸び、スピードも出るのでモンスターに追いつかれそうになったら使って一気に引き離しましょう。

この一色パネルからの全リンクがキモチイイですね！

アイテムは事前に5個持ち込むこともできるぞ！

アイテムはプレイ中にランダムに出てくるのとは別に、ストックしてあるアイテムを5個まで持ち込めます。

持ち込んだ場合はパネルの上に5個アイテムが並び、プレイヤーが好きなタイミングで使うことができます。

ちなみに持ち込みアイテムは、プレイする度に走った距離に応じて増えていきます。
また課金で購入することもできます。

本気でスコアアタックする場合は、1色化を2個以上持ち込めるようにするといいかも知れません。

面白いけど惜しい点が少々

この「ポポロコ」、トランプのスピードをやっている時のようなハラハラドキドキ感と集中力が非常に心地よい作品に仕上がっています。

デザインセンスもいいので個人的には非常に好みの作品です！

だからこそあえてもったいないと思った点を書いておきたいと思います。

まず1つ目。
アイテムの効果がよく分からず、所持アイテムを確認する画面もありません。

所持数表示はあれど、6個以上アイテムを所持したら何を持っているのか確認する画面がありません。
個々のアイテムの性能説明、確認画面もないんですね。

これでは持ち込んでまでアイテムを使おうと思わないし、1000DPも払ってシャッフルなんて誰もしないでしょう。

2つ目。
各レベルのクリア目標が分からない点。

あとどれだけ走ればいいのか、距離なのかリンク数なのかさっぱり分からないので、ブーストアイテムの使いドコロが分かりません。ランゲームで目標が分からないのは不親切ですし、せっかく「駅」という見せ方をしているのですからあとどれだけ走れば駅パネルが出るか表示して欲しいです。

3つ目。
1プレイ80分のスタミナ制は今となってはデメリットが大きい点です。

メジャータイトルだけでなく、カジュアルでさえ延々プレイできる今、1プレイ80分のカジュアルでどれだけスタミナ課金してもらえるのでしょうか？

育成要素もストーリーが読みたい動機もないカジュアルアクションで、プレイするための課金ってのは難しいです。

気軽に何度も遊べる代わりに、成長要素やスコアブーストで課金にもっていかないと、最初の6回分プレイしたらもう離脱されてしまうのではないでしょうか。

バナー広告も、これだけ忙しいアクション中に画面下にバナー出てても誰も押しませんから、広告の見せ方ももっと調整した方がいいと思います。

とまあ、偉そうなこと書いてすいません。

リンクを必死で繋いでいる時の忙しさと心地よさ、イラストや画面デザインなんかはセンスがあって非常にいいと思います。

一方で、ユーザーに分かりやすい見せ方とか、夢中になって遊んでもらおうという部分が欠けていると思います。

モンスターに襲われる緊迫感とか、ギリギリで脱出できた時の演出とか、もっとメリハリを出すとグッと楽しくなると思うんですよね。

汽車をパーツで改造していけるようになると課金ポイントも作れると思うけど、さすがに工数が大変かな・・

あとがき

アイテムが出てこない中、ギリギリで凌ぐところがアツイ！

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