スーファミ時代を彷彿とさせるグラフィック!
ヴァルハイトライジング
価格:無料
ヴァルハイトライジングってどんなゲーム?
「ヴァルハイトライジング」はドット絵のグラフィックと戦略性のあるバトルがウリのRPGです。今時のソシャゲっぽい要素がふんだんに盛り込まれていますが、基礎はしっかりと古き良き時代のRPGを貫き通しており、懐かしい気持ちになりながらプレイ出来ますよ!
まずはシステムの紹介から!
ライズ使いという存在がこのゲームの要。ヴァルハイトライジングの世界では人とモンスターがガチンコの殴り合いをする訳じゃなく、「ライズ」という魔獣を召喚する事で敵を倒します。
ライズが持つスキルによって攻撃出来る範囲が決まってたり、敵を攻撃出来る範囲にライズが数体いればコンボ攻撃が可能になる……などなど。
シミュレーションRPGっぽい戦闘になってます。
ライズをどの位置に配置すれば上手くコンボが繋がるのか。
それを意識しながらプレイするのが肝。
逆に言えば、ライズを四方に散らしてタイマン勝負で蹴散らしていくのは下手なやり方となります。
とにかくコンボで大ダメージを与えましょう。
ライズで敵を囲ってコンボで瞬殺。
とにかくこれが基本的な戦い方になる訳で、強敵が相手だと一手のミスが命取りになりかねません。
料理はテイルズシリーズと同じく、料理によって色々なバトルボーナスを得られます。
ただソロプレイで行うクエストをわざわざマルチでやる必要はあんまり無いかな? と思います。
やっぱマルチはレイドボスの討伐で頻繁に行う事になるでしょう。
ガチャでライズを獲得可能。
立ち絵の画風は個人的には結構好き!
王道物語! そしてこのグラフィック!
クエストのストーリーはまさに王道です。元気と正義感に溢れた主人公カイト、その主人公をサポートする相棒レニウス、なぜだかやたらと無口な青年イスフェル、そして素性不明っぽい謎の少女ティアがパーティメンバーとなり、一緒に冒険をする事になります。
そしてカイト、レニウス、イスフェルは三人とも騎士団所属で幼なじみ。
カイトとレニウスは久しぶりにイスフェルと再会するものの、イスフェルは昔に比べて更に無口になっていて、昔話に応じようともしない……。
そんな四人は王様に頼まれてなんか色々大変な事になっている場所に旅立つ……と言ったストーリー。
そうですよね、王道ファンタジーの世界はいつでも人手不足なのです。
まぁなんだかどこかで何度も聞いたことのあるような設定ですが、良い意味でスーファミ時代のRPGにありそうな設定で心躍ります。
スーファミ時代と言えばこのグラフィックもまさにスーファミそのもの。
顔グラもボイスも無いこの会話画面がなんか愛おしい。
キャラクターと言い背景と言いドット絵も良い味出しています。
ガチャで入手出来るライズのドット絵を見てると、なんだかむしょーにコレクション欲が湧いてきます。
ていうか描き込みが非常に丁寧ですよね。
ソロでまったりプレイに向いている!
スマホゲーはマルチプレイが人気だし、本作にもレイドボスなどマルチプレイの環境が用意されています。ただ、ヴァルハイトライジングはスマホゲーにしてはかなりストーリーが深く書き込まれているので、クエストを消化するだけでも結構楽しめます。
世界観もそうですが人間描写も良く描かれています。
このライズをあそこに動かしてこの敵を攻撃……いやまずは二体のライズでこの敵を囲って確実に潰そう……とか考えているだけでも結構時間が経ったりします。
って事なんで、ソロでのんびりクエストをやってるだけでも十分に時間を消費出来るんですよね。
ある意味ではまさに王道RPGなゲームデザインだと思います。
いくらドット絵のゲームでも、戦闘がポチポチゲーでマルチ重視だったらそれ王道じゃねぇよ! って話になりますし。
廃課金者はさておき、このシステムがあるから余計にまったりプレイが向いてると言える訳です。
逆に戦闘も何もかもさっさと進めたいんじゃい! っていうせっかちな人にはちょっと向いてないかもしれませんけどね。
ゆるーくプレイして楽しもう!
ヴァルハイトライジングの魅力はドット絵、戦略的で時間をかけて遊べるバトル、王道物語の三つですね。上記三つの要素を楽しみつつ自分のペースで武器やアイテムを作ったりライズを鍛えたり、気が向いた時にマルチしてみたり……というのほほんプレイが非常にやりやすいです。
大作ゲームという体で売りだされているゲームだと思うんですが、遊び方としてはガッツリよりゆるいプレイの方が良いかも! という意外性をどう取るかは人それぞれですが、とにかく俺はこのドット絵が好きなんだ!
ヴァルハイトライジング
価格:無料
あとがき
ドット絵で王道ファンタジーって響きだけでビビビときたならレッツプレイ!アタクシも絶賛プレイちう。
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平田 智也
ゲームレビューや脱出ゲームアプリのシナリオなどを執筆しています。
脱出ゲームのシナリオを3年間で約230本書いてみちゃったり、
1ヶ月にゲームレビューを50本以上書いちゃったりした経験を持つ道産子ライター。
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