一本道RPGのクーガクリエイトさんとインタビューっぽい雑談してきたよ！

シュールなのに高クオリティなクーガさんにお邪魔してみた！

「一本道RPG」、「マドリス」、「ヒット＆ラン」など、玄人受けするアイデアながらクオリティが高いカジュアルゲームを連発している「クーガクリエイト」さんを訪問し、いろいろ楽しい話を聞かせていただきました！



ーー今日はお忙しい中わざわざありがとうございます！

クーガ小川：いえいえ、こちらこそよろしくお願いします！
※インタビュー記事っぽく見せるために冒頭挨拶を入れましたｗ

ーーそれではまずクーガクリエイトさんの経歴から教えて下さい。

小川：もともとバナー制作やロゴ作成から始まって、紙媒体の販促物のデザインなんかをメインでやってました。で、このような受託案件だけでなく新規事業としてスマホのアプリ、ゲームをやってみようと思ったわけです。

ーーなるほど。いつ頃からゲームを出されたんですか？

小川：ゲームではないのですが、昨年12月末に「ダイペット」というダイエットアプリを出しまして、これが1作目ですね。
本当は8月末に出したんですけど、ワケあってすぐセルフリムーブしたんですよ。そしたらAppBankさんに既にレビューしていただいた直後でして・・・
その後ダイペットのパクリアプリが出てきて、サブカテゴリで1位になってました…

で、この後カジュアルゲームに移るんですが、ゲーム開発としては後発なのでメディア等にもなかなか取り上げて貰えないだろうと。
そこで、取り上げて貰えるようなインパクトや面白さを出そうと今のスタイルになってます。


ーーなるほど。。あの奇抜なアイデアはそういう意図なんですね。ところで、開発は全て小川さん一人でされてるんですか？

小川：いえ、アイデア、企画、デザイン、動き(FLASH)までは自分でやって、プログラム部分を外注さんにお願いしています。

ーーキャラデザインとかロゴ、アイコンと言った素材は全部小川さんが？

小川：そうです。他のデザイナーさんにお願いしたいと思うものもあるんですが、現状は全て私が描いてますね。


ーープログラマーさんは何人かいるんですか？

小川：はい。各タイトルごとにいろいろな方にお願いしていて、大体２〜３本を並行して開発している感じですね。月に２〜３本のペースで出していきたいので。

ーーでも、プログラマーさんが外注さんとなると、自分の思い描くイメージと微妙に異なったりして大変じゃないですか？

小川：そうですね…いろいろ難しい面もあります(笑)　ただ、私の方で動きまでFLASHで作って渡すので、その辺はまだ何とかなります。ならないこともありましたけど・・(笑)

ーー出落ち感的なアイデアの良さと、その反面しっかり作ってあるゲーム部分とがうまくまとまっているので、てっきり一人で全部開発されてるのかと思ってました。

小川：最終的に動きも含めて全部私の方で調整はしています。その分プログラマーさんに負担かかってて申し訳ない限りですが。

一本道RPGは3部作になる予定！

ーーそれでは各作品の話に移るとして、まずはやはり一本道RPGから。

小川：コードネーム：ドラ◯エですね。

ーーそのまんまやｗ

小川：一本道RPGは先日「２」が出たんですが、もともと「１」を出す前から「２」まで作る前提で企画をスタートさせてます。
で、もしそこそこ売れたら続編として「３」を作ろうと。

ということで、今３部作として完結するよう「３」を開発しています。

ーーおお！ ということはソコソコ売れたんですね！

小川：あまりちゃんとDL数をチェックしてるわけではないのですが、GameCenterでは33,000人以上がプレイしてくれていますね。

ーーで、「３」はどんな感じに？

小川：現段階ではまだあまりお話できないのですが、「３」では今まで以上にやりこみ要素を入れる予定です。「１」と「２」が「３」への導線だった…というくらいのボリューム感のあるものにしたいんですね。

ーー仕様は今までどおりジャイロ(傾きセンサー)を使っての操作になるんですか？

小川：そうです。そこは変えず、よりパーティが増えxxxxゴニョゴニョxxxx
ま、まあ、楽しみにしていて下さい！

今度はプロモーションもちゃんと頑張って、しっかりと皆さんに遊んでいただけるようにしたいですね。

ヒット＆ランはほぼ１日でデザイン、１日でプログラム

小川：一方で、ヒット＆ランはあっという間に作りました。
私が１日でデザインをして、それをプログラマーに渡して１日で上がりました。

ーーレビューにも書いたんですけど、あの出落ち感というかそう来たか感は凄かった…
■ヒット＆ラン レビュー おーい！イソノー！ 野球やろうぜ〜 まさかの展開がウケた！

小川：で、これも派生作品がありまして、パス＆ドライブシュートで「パスドラ」と。
ヒット＆ランの素材をちょちょっと入れ替えて一瞬でできました(笑)

※パスドラと言いたいだけな”Driveshoot” w

ーー中島的棒人間がサッカーボールでパスしてくるので、ウリャ！とドライブシュートをしたらガシャーンとなって…って、ドライブシュートの部分が無理ありすぎｗ

※やっぱりおっさんが追いかけてくる！

マドリスも続編が出るぞ！

ーー個人的にもその発想にヤラれてしまった「マドリス」についてですが。

小川：あれは街中で不動産屋の張り紙みて…

すいません、この辺関係ない話してしまって肝心のマドリスのことあまり聞いてませんでした。
が、マドリスも「マドリス２」として続編を開発中とのことです！

■マドリス レビュー 部屋の間取りってテトリスのブロックに似てるよね♪ んなわけない…

プロモーションは自社アプリ広告とレビューサイト

ーーところでプロモーションって何か特別なことをされてますか？

小川：普通にアプリ内で自社アプリを回すのと、レビュー依頼って感じですね。
あと、FacebookやTwitterで呟くとアイテムをあげるよという仕様も入れてます。

※ヒット＆ランではSNSで呟くと、打った時の飛距離と逃げる走力が上がる赤いアイテムが貰えた

【Axel的補足】
クーガさんのSNS連動オマケは、各ゲーム1,2点と非常にシンプルで極端にバランスも壊しません。
また入手方法もTwitterで1回呟くだけでよく、ボタンを1回押すだけなので気楽にできます。
ゲームによってはアホみたいに呟きを要求するものがありますが、あれは逆効果ですね。

かなりのXBOXファンだった！

ーーでは少し話は変わって、小川さんが好きなゲームって何ですか？

小川：実は30過ぎてゲームにハマったんですよ。

ーーえ？　若い頃は全然ゲームしなかったんですか？

小川：いえ、10代はファミコンで遊んでましたし、それこそドラクエも１，２，３と全部プレイしたんですが、20代になって忙しいこともあってあまりゲームをしなくなったんです。

ーーで、30代になってまたゲームに目覚めたと？

小川：街でXBOXのデモプレイを見かけて惹かれてしまって…確か「デッドライジング」だったと思いますが、本体と一緒に衝動買いしちゃいました。
そこでオンラインプレイにハマってしまって…オンラインだと話しかけてくる人もいるし！ 何コレ！！みたいな(笑)

※稲船さんプロデュースのデッドライジング。モンハンFで強い武器貰えたのでワタシも買いました！ 武器目当てだったので未だに封を開けてませんケドｗ

ーーオンラインでカルチャーショックだったんですねｗ

小川：その後もFPS/TPSばかりで、「ギアーズオブウォー」は面白かったですね。

あと、「Left 4 Dead」「バイオショック2」のマルチにもハマリました。
バイオショック2では、世界ランク70位、キルレート2.9くらいまで確かいきましたよ！

ーー2.9って凄いじゃないですか！！

小川：FPS/TPSなら仕事の合間にできるのが良かったんです。

逆にオブリビオンのようなオープンワールドのRPGは全然ダメでした。
オブリビオンは最初の洞窟を出て、やることがわからなくて最初に出会った第一村人（兵士だったかな？）に斬りかかったら返り討ちに遭い、それから一度も起動していません・・・。

同じくフォールアウト3も最初の地下を抜けて最初の街で盗みを働いたら村人に殴り殺され・・・以下省略(笑)
もうめんどくさくて、ステータスを見ると気持ち悪くなるくらいで。

ーーな、なるほど…クーガさんからは本格RPGは出ない…っとｗ
あと、スマートフォンでリッチゲームはしないんですか？

小川：あのバーチャルスティック系がダメなんですよ。

ーーあ、私もダメです。

小川：やっぱりゲームはコントローラーでプレイすべきですよ。
と言うか、XBOXのコントローラーに慣れすぎて、PS3のコントローラーもダメなんです。軽すぎて…

XBOXコントローラーのこの形がいいんですよねえ。

ーーXBOXへの愛情がハンパない！

小川：そういやPSでは、バイオハザードやポリスノーツもプレイしました。

ーー：うわあ。。ポリスノーツって懐かしい！！
あれは私も好きでした！

ところで、小川さんはパズドラやソシャゲはプレイしないんですか？

小川：ソーシャルゲームは一切やってないですね。
パズドラはコレクションの部分とか参考になるので、ちゃんとプレイしないとなあと思ってチャレンジしたんですが、チュートリアルというか導入部分で力尽きました…

ーーあかん…クーガさんからはパズドラっぽいゲームも出ないぞ…と。

小川：パスドラ出しましたけど(笑)

現在開発中のものが多数、秋以降に出てくるぞ

ーーでは話をまた開発中のゲームに戻して…今開発しているタイトルってどんな感じですか？

小川：先にも上げた、「一本道RPG3」「マドリスの続編」に加えて新たなトライとして放置系っぽいゲームも作ってます。

あと、「ヒット＆ラン」の続編も開発中です。続編も投げたボールを打ってガシャーンなところは同じなんですが、さらなるサプライズがあって、よりゲームとして面白くなってると思います。

ーー既にこれだけで4本の企画が動いてますね！

小川：まだあります。実は夏に出そうと思っていて出せなかったゲームがありまして。。
花火を題材にしたゲームなんですけど、まあ、夏は本当の花火見ればいいじゃないですか・・
で、ゲーム名は「リア充花火」って言うんですけど(笑)

ーー名前が既に出落ちやｗ

※テスト版をプレイさせていただきました！いい感じでリア充が花火になりますｗ

小川：「リア充爆発しろ！」って名言あるじゃないですか。あれを忠実に再現しました！
カップルだけを素早くタップして花火として打ち上げるんです。

ーー打ち上がったカップルが「きゃー」とか「わー」とか言うてるｗ

小川：この「リア充花火」はもう間もなくリリースできると思います。

あとゲーム以外にもう1本、「ダイペット」に続くヘルスケア系のアプリというかWEBサービスを開発しています。これ、まだあまり出来てないですけど、こんな感じでこうなります。

ーーほほう・・UIとかきちんと作ってありますねえ。

小川：ゲームの方ではネタっぽいけどしっかり作ってあるようなカジュアルゲームを、WEBサービス系では楽しみながら継続できるツールを出したいと思ってます。
何かと何かをうまくくっつけて新しい何かを生み出すような、そういうのが得意なので、これからもあっと驚くような何かを生み出したいです。

当たるまでやりますよ！！

現状、30くらいゲームになりそうなアイデアがあるので、まずは1つづつこれを実現したいです。

(以上、ここまで)

ということでいかがだったでしょうか。

ゲームのアイデアが尖ってるのでもっと奇抜な方かと思っていたら、小川さんは凄く温和で優しい感じの方でした。
だからなのか、仕事場には4匹の猫がいて凄くなついているというか安心仕切っている感じでした。

このコはセツコさん。
どのコもおとなしく、我々がお邪魔しても動ずることもなく、撫でても怒らない愛らしいコ達でした。
ちなみにセツコさんの後ろにはPSが映ってますねｗ

あ、思い出した、マドリスの逸話。

マドリスで玄関が塞がれてなかったら猫が入ってきてボーナスなんですが、実際にクーガさんの事務所で起こったことだそうですｗ

※こんな感じでネコが入ってキタ！

インタビューと言うよりはなんか結構私も喋ってしまって肝心のこと聞いてなかったりですいません。
また、忙しいのにこの機会をわざわざ調整してくれたSさんにも大変感謝しております。

おかげで楽しい話が聞けましたし、開発中のアプリも見せていただきましたし、ここに書けない内容も聞けました。

クーガさんはこれからますますゲームの方にリソースを割かれるそうで、今後もどんどん面白いタイトルがリリースされそうです。
個人的にはツボなタイトルが多いので今後も期待しています！

クーガクリエイトさんの作品達

一本道RPG
カテゴリ: ゲーム
価格: 無料

一本道RPGⅡ～あの日に授かった伝説の王子～
カテゴリ: ゲーム
価格: 無料

マドリス
カテゴリ: ゲーム
価格: 無料

ヒット＆ラン
カテゴリ: ゲーム
価格: 無料

パスドラ Pass&Driveshoot
カテゴリ: ゲーム
価格: 無料

タケノコ族
カテゴリ: ゲーム
価格: 無料

ヒッパレ！納豆工房
カテゴリ: ゲーム
価格: 無料

草食系ゾンビ
カテゴリ: ゲーム
価格: 無料

ぜい肉で育つダイペット
カテゴリ: ヘルスケア／フィットネス
価格: 無料

すすれ！わんこそば
カテゴリ: ゲーム
価格: 無料