期待どおりのクオリティ!ファンならマストバイだ!
FINAL FANTASY VI
価格:¥1,800
FINAL FANTASY VIってどんなゲーム?
1994年にSFCで出たFFシリーズ6作目。大人気シリーズのナンバリングというだけでなく、当時のRPGの中でも群を抜いたグラフィック、ドラマ性、BGM、演出を兼ね備えた名作です。
全キャラが主人公としてメインを張るドラマチックな展開、魔石によるキャラカスタマイズ、図鑑やアルバムの実装など
スマホ向けに初めて移植された「FINAL FANTASY VI」のデキは果たして!?
横持ちで快適にプレイできる!
おなじみのFF6のオープニング曲で、「あやつりのわ」でマインドコントロールされたティナが魔導アーマーに乗って登場します。もともと音質のいいFF6ではありますが、スマホ版では更に素晴らしい音質で流れます。
これは是非イヤホン・ヘッドフォンでプレイすることをオススメします!
しかも、「コンフィグ」メニューの中にサウンドテスト機能があって、全曲聴き放題!
もうこれだけで個人的には買う価値あった!w
移動はタップしたところに出現するヴァーチャルスティックです。
設定で、4方向反応と8方向反応を切り替えられるようになっています。デフォは8方向。
横画面なので、ドラクエ8と比べても操作しやすい感じです。
どの場所でもヴァーチャルスティックが出てくるので、左利きの人でも問題ありません。
好みが分かれるかも知れないドット絵
リリース前にスマホ版FF6のプレイ画面はいくつか出ていたので驚きはないのですが、ぱっと見で最初は少し違和感ありました。テイスト的に好みが分かれるかもしれません。
ただじっくり見ると全てきちんと作り直してありますし、非常にクオリティ高いですね。
ちょっとATBウィンドウ部に出てくるドット絵が正面向きで、変なアニメ絵っぽく見えて違和感あったりもしますが。
やはり正面だと若干チープに見えなくもないw
ただ、実際に画面内で動きまわるとそうでもなく、SFC版、GBA版と同じ雰囲気でリメイクされているので個人的には悪く無いと思っています。
当然隊列の先頭にしたキャラが移動時のキャラとなります。
スマホ用に一新されたバトルUI
ATB(アクティブタイムバトル)システムはそのままに、その表示や操作性に変更が入りました。こんな風に下から各キャラのウィンドウがせり上がって来て、一番高いところまで伸びたらアクションが可能です。
複数キャラがアクション可能なまま放置でき、その中から好きな順番でアクションすることが可能です。
各コマンドはフリックでスクロールさせ、使用したいボタンをタップで決定できます。
また、攻撃ターゲットやヒール等の味方ターゲットの選択は、ウィンドウ内でネームを上下スクロールで選んでもいいし、画面内のキャラを直接タップでもOKとなっています。この辺はスマホに合わせて直感的に操作できるよう、かなり工夫されています。
バトルから逃げたい場合は、右上の「EXIT」マークのようなアイコンをタップすればOK。
トグルボタンになっていて、1回タップすると「逃げモード」となって、ATBゲージが満タンになると自動で逃げ行動を取ります。
「コンフィグ」でバトルモードを「ウェイト」にすれば、魔法などを選択してる間は時間が止まります。
デフォはこの「ウェイト」になっています。
「アクティブ」にすれば、問答無用で選択時でも時間が進むので上級者向けです。
ただ、スマホのタップ操作はやっぱ物理コントローラーでの操作に比べるとやりづらく、「ウェイト」の方が普通に楽しいと思います。
この他、バトルメッセージの速度や、再装備に「最強」にするかどうか、カーソルの位置を常に記憶するか初期値に戻すかの選択、ウィンドウタイプなど、細かな設定が可能です。
セーブは5箇所。
ダンジョン内ではセーブポイントで、ワールドマップ上はどこでもセーブ可能というのはオリジナルどおり。
また1箇所だけ「中断セーブ」が可能なので、移動時などはとりあえず中断セーブしておくといいでしょう。
スマホアプリの場合、メモリオーバーやうっかり終了など、据え置きや携帯ゲーム機と比べても意図しない終了が多いので、意識してこまめにセーブしておく方がいいです。
装備画面等のUIも分かりやすい!
装備画面のUIもスマホ用に最適なボタンサイズになっていて快適です。各ボタンは誤タップをしないよう配慮されてますし、戻るボタンは最下層に横幅を最大限使った形で実装されているのもいい感じです。
まあFF6は小難しいスキル成長やスフィア盤のようなシステムではなく、装備品の着脱とレベル上げだけなので元々シンプルだったりするんですが。
基本的にはGBA版のリメイク!
まだ私はコルツ山までしか進んでいないので未確認ですが、スマホ版のFF6はGBA版のリメイクということで、「リヴァイアサン」「サボテンダー」「ギルガメッシュ」「ディアボロス」といったGBA版で新たに実装された魔石も入っていると思います。それにしても早くオペラのシーンを見たい!
モンスター図鑑、アルバムを完備!
モンスター図鑑は雑魚とボスでタブが別れていて、雑魚で282体、ボスで102体が実装されています。
雑魚は未取得でシルエット表示ですが、ボスは「?」になっていて姿すら隠されています。
また、アルバム機能が実装され、1枚絵と数行のテキストであらすじが見れるようになっています。
ついつい他のゲームに浮気してストーリー忘れてもうた・・がデフォの私には嬉しい機能。
こういう機能は、メジャーで何度もプレイしてる大作よりも、マイナーな作品の方に実装して欲しいw
さらにワンポイントヒント機能があって、「次何するんだっけ?」という目標をさっと表示してくれるのも嬉しい機能です。
バッテリーはそれなりに食うので注意
私の端末はGalaxy S3ですが、約2時間半のプレイでバッテリーが95%から20%まで減りました。通信しないゲームとは言え、やはりそれなりにバッテリー消費は激しいです。
ただ、端末が熱くなることはなく、最新の機種やiPhone5以上ならばもっと余裕がありそうな気がします。
また、Galaxy S3、Android4.1.2ですが、プレイ中重いと感じたことは全くありません。
2時間半のプレイで1度も落ちることはなく、非常に安定してプレイできました。
とにかくFFファンはマストアイテム!
本当はiOS版を買いたかったんですが、我慢できずに初めてAndroidで有料ゲームを購入しましたw端末が古いだけにかなり心配だったんですが、Galaxy S3でこれだけ安定して動くのは素晴らしいですね。
ヴァーチャルスティックゆえ、ダッシューズ履いたら速すぎて操作しづらい・・とか、タッチデバイスゆえのストレスもありますが、それ以外は非常に満足できる移植だと思います。
町中でちょこまか歩くNPCに話しかけるのが凄く難しいww
まあ、私はSFC版しかやったことないですし、ゆえにほとんど忘れているので細かい移植感とか分からないんですが、スマホのRPGとして見た場合、やっぱ非常によく出来ていると思います。
こういう買い切りゲームにお金出したいよなあ・・と痛感します。
SFC版って確か20Mだか24Mだかの大容量ROMで、定価1万円超えてたんですよねw
今からすれば信じられない価格感だな…
と、いずれにしてもファイナルファンタジーファンならマストアイテムは間違いないです。
Android版でこの出来ならiOS版も心配ないでしょう。
FINAL FANTASY VI
価格:¥1,800
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@J_Kumagai
Axel Games運営者兼ライターの熊谷です。
スマホゲームに特化して遊びまくっています。
なお、現在Axel Gamesではライターさん募集していますので、もし興味ある方いらっしゃいましたらメール下さい!(axelgames00[@]gmail.com)
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